容姿・経歴・その他メモ

29代目観世左昏。本名不明。年齢不明。
能楽師の傍らUGNイリーガルとして任務を遂行している。

【人柄】
常に能面を被っており、素顔を知る者がいるかすらわからない。
存在感が薄く、面から漂う独特な雰囲気も相まって、彼と接した者は皆彼の服装等を覚えておらず、「能面を被った奇妙な男」という印象のみが残る。
誰に対しても丁寧な対応だが、随所に素っ頓狂な言動が目立つ。紳士で奇人という認識がもっぱら。彼の付き人曰く「時々なにもない空へ話しかけている」とのこと。
能の大家観世流の系譜を継ぐ者。「一度見れば我を忘れ、二度見てその凄まじさに気づき、三度四度と通うようになる」と評判の腕をもつ。観世流きっての天才。
『芸は人が為』
彼の芸事の根底に眠る信条である。

【能力・戦闘スタイル】
彼の能力は超常の否定。人の力を嘲笑う力を取り去る。
肉体に影のようなナニカを降ろし、それを用いて太刀を振るい、異能を打ち消す。装飾品は短距離の空間移動を可能とし、古巣の因縁すらも力に変える。
彼の一振りは恐ろしき絆を断ち切り、彼のレネゲイドは同じレネゲイドと対消滅する性質をもつ。
その能力の源泉は、やはり彼が人を愛するが故だろう。

【名前の由来】
省略。

【余談】
ゼノスに所属していた。
オーヴァードとして覚醒した際、居合わせたプランナーのプランを実行したが、その後すぐに離反。
霧谷へ直接接触を図り、紆余曲折を経てUGNイリーガルとして登録された。
『私としては、正式にエージェントになってほしいのですが』
「いやいや、要注意組織からの者を、容易く身内に引き入れてはいけないよ。監視しつつ使い潰すくらいの心構えでちょうどいい」
「それにだ、私のような人間は、いざという時に備えて、組織の外にいてほしいんじゃないかい？」
『……やれやれ。それでは遠慮なく、仕事を任せますからね。UGNは人手不足ですから、要助太刀案件はいくらでもあります』
「望むところだ、喜んでどんな戦にも馳せ参じよう。君たちが君たちとして在り続ける限り、私はその理念に殉じるよ」

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