5歳までは幸せな普通の家庭で育った。父親と母親から愛情を注がれ、すくすくと育っていたが、ある日父親が勤めていた企業が倒産する
会社で過度のパワハラを受けていた父親は、倒産後の就活活動でうまくいかず母子に対する虐待が始まる。酒に溺れ暴力を振るうようになった父親に愛想をつかした母親は、緑里が7歳の頃に離婚
緑里を育てるため、母親はシングルマザーとして仕事を始めるが、働いたことのなかった母親には荷が重く、3年後に過労死してしまう
その後、離婚した父に引き取られ、虐待が再開した
引き取られた数か月後に、父親が貯めていた借金返済のため、FH主体の人体実験の素体にさせられ幼い少女となる
精神状態が更に不安定となり、急な女体化について戸惑っていたが、そんなことは関係ないとばかりに性暴力も振るわれるようになった
学校では、現実逃避の場として明るく振舞いムードメーカーとしてクラスの中心人物となっていた。将来母親を楽させるために勉学に励み、成績でもTOPに立ち、教師や友人の困りごとや悩み事を解決など優等生として活躍
しかし、自分よりも目立っていることが許せなかった学園長の息子と、自分よりも成績がすぐれていることが許せない金持ちのお嬢様、宮重 有子に目を付けられいじめが勃発
2人が協力したことにより先生も生徒も彼を助けることができず、所有物の紛失、給食抜き、衣服を取られ門前に張り付けられるなど徐々にいじめはエスカレートしていった
薬の治験によって幼女化した後、宮重は自分よりも顔が整っていることに憤り、いじめが更にエスカレート。学園長の息子は幼女化した緑里に一目ぼれし強姦。学校ではもはや授業を受けさせてはもらえず、日々過激な暴力にさらされ、性欲のはけ口にされた
11歳の頃、過度な虐待とTSしたこと、初経によるホルモンバランスの崩壊が原因で発狂。問題を起こし少年院送りとなり、メンタルケアと怪我の治療を済ませた後中学に進学
いじめっ子二人の圧力で中学に行かざるを得なくなり、また始まるであろういじめの日々におびえていたが、クラスメイトの女子が緑里を庇う
正義感が強く、ヒーローに憧れていた彼女と緑里は、すぐに仲良くなり、親友と呼べるような中にまで進展した
そんな中、緑里をいじめから守っていた女の子が、徐々に笑わなくなる
元気づけようと、女の子の好きなケーキを買って家へ訪問すると、女の子は首つり自殺をしていた。遺書からは学校でいじめを受けていたことが発覚し、それが原因で自殺したのを知る。その後、女の子の両親から「娘が死んだのはお前がいたからだ」と罵られ、唯一の親友を失う
そして14歳、毎日のように性暴力を受けていた緑里はついに妊娠。まだ成人していないのと、体が未成熟なのを考慮して中絶することとなる。中絶後は、元男で会ったのにも関わらず未成年で妊娠したことによるストレスと、中絶した赤子への罪悪感で精神が崩壊。心因性失声症・精神疾患・心身症・失感情症・鬱病を発症し、まともに喋ることができなくなり、感情表現が乏しく、笑うことができなくなった。また、母親・親友・中絶した赤子の幻覚・幻聴などの症状も出るようになる
現在は精神安定剤を適度に摂取することで症状を緩和できるが、薬の効果が切れると症状が浮き彫りになる

もともとは元気で活発な性格で、笑顔が絶えないそんな子供だったが、現在は見る影もない
精神安定剤の効果中は常に無表情で、会話も最小限にしかしない
そもそもとして、精神安定剤のおかげで会話はできるが、症状がなくなっているわけではないので根底にある対人恐怖症のせいでうまく会話できないのだ
特に男性に限っては会話すらしないこともある
精神安定剤の効果が切れてしまうと、幻覚幻聴によりまともに行動できなくなり、うわごとのように謝罪を繰り返す存在と化す。また、その時に人...特に男性が近づくと大きな悲鳴を上げながら拒絶する
趣味などは一切なく、ただただ壊れた人形のように生活をしている
死はこれ以上苦しむことのない救済だと思っており、早く死にたいと思っている。自殺しない理由は母親の「幸せに生きて」の生きてという部分だけ記憶に残り、呪いとなって彼女の耳に残っているからだ

彼女が妄想で聞く怨嗟と怨念の声で敵を攻撃する
また、彼女を覆う陰と稀に陰から顕現する女性と少女と思しき人型の陰の従者が敵を襲う
また、死にたがっているためか痛みにひるむこともなく、必要と感じたときは肉を切らせて骨を断つ行為も辞さない

対人恐怖症
いじめにより発症。人と対面すると恐怖を感じる
男性恐怖症
性暴力を受け発症。男性が近くに来ると激しく恐怖する。ひどい場合は嘔吐も
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
睡眠時やトラウマを呼び起こすような出来事が起きたとき、母親の過労死、親友の自殺時の光景がフラッシュバックし、幻覚・幻聴などの症状が起きる
また、人との対話を避けようとしたり、陽性の感情（幸福、愛情など）がもてなくなっている

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