容姿・経歴・その他メモ

少年が物心ついた頃、そこは汚らわしい裏路地だった。
それまでどうやって生きていたのか、両親は何処か、自分は何者なのか。
全てを理解する事は出来なかった。ただわかったのは、自分の力で生きていくしかない事。
幸運な事に、少年には"力"があった。誰も追いつかせないスピード。
それが少年を生かし、同時に泥土の底辺のような生活にも希望を与えた。
きっとそれは悪行にも使えただろう。だが、少年はそうしなかった。
全て人の為と善行を積んできた。人ならざる力だったが
その街は、人々は少年の事を受け入れてくれた。
自らの力と返ってくる善意で豊かに成長していった。
そして、何時しか少年は見知らぬコインを拾った時に思い立つ。

『このコインが使えるような何処か遠い見知らぬ景色に旅立とう』

そう、少年は世界を知ろうとした。
小さな街を出て、大きな世界を走るために。
旅立ちの門出を祝われながら、少年は広大な世界を走った。
時に喜び、時に悲しみ、多くの経験が少年をやがて一人の男へと成長させた。

何時しか出会った一人の武術家に「春夏秋冬旋風」の名をもらい
男は「春夏秋冬旋風」という冒険家として大成していった。


現在はイリーガルとしてUGNにマークされつつ、本人は気ままな冒険家として世界中を旅している。

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