華奢な女子高生である彼女には、日常を送るうえでは特に気になるポイントはない。
だが、過去事件の情報を得たりそのことを強く思い出した際には豹変し、狂気に満ちた顔へと変貌する。

生まれながらにしてオーヴァードである彼女はすぐにUGNチルドレンに引き渡された。そのため、彼女は親の顔を知らない。
いつか会いたい、素晴らしき才能を授けてくれた両親に感謝の意を伝えたいと考えているが、普通の子として産んでくれなかったことを心のどこかで恨んではいる。
UGNチルドレンでは類稀なる才能を評価され天才ともてはやされるも、ある事件を経験して以来、少し腫れもの扱いされることとなる。彼女自身も自分の才能を少し疑うようになり、それ故に天才の肩書に執着を見せるようになった。
自分が天才であることを証明するため、一人前として認められるために今日も彼女は訓練に励む。

最初は力の強いキュマイラのピュアブリードだと思われていたが、後にその身体能力はサラマンダーの力によって瞬間的な底上げも受けていることが判明した。
基本的に意識して使いこなしているのはキュマイラのみで、サラマンダーの力はまだまだ制御しきれていない。
そのため、怒りに身を任せて力を使おうとすると溢れ出るサラマンダーの力で自分自身をも傷つけてしまう。

コンセプトはパワーのキュマイラ、スピードのサラマンダー。
暴走したサラマンダーの能力がパワーにも影響を及ぼすことがある感じ。

事件後、冷静に局面を見据えることも覚え、ようやく氷の力を扱えるようになった。

UGNから支給される金はほとんどを戦いの準備に充てている万年金欠娘。
周りからはもっと女性らしく生きても良いのではと言われるも、事件をきっかけにその傾向はさらに大きいものとなった。

自分一人では何もなしえないことに気づいた彼女は自己完結した戦い方ではなく、味方を活かすための戦い方を会得しつつある。
自分は一番厄介な相手とのインファイトに挑み、時には味方を護る。そんな戦い方を学んだ。
護る力は漢那からの影響が大きい。
また、E.R.E.A.から着想を得て最近は搦め手も覚えようとしている。