“素手喧嘩番長”成宮 倰悟
プレイヤー:アゲハ
――僕はもう、暴力を振るわないって決めたんです。
- 年齢
- 16
- 性別
- 男
- 星座
- 乙女座
- 身長
- 165
- 体重
- 55
- 血液型
- AB型
- ワークス
- 高校生
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- キュマイラ
- HP最大値
- 37
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 3
- 戦闘移動
- 8
- 全力移動
- 16
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 15
ライフパス
| 出自 | 幼い頃に父親を亡くし、女手一つで育てられた。母親は朝から夜まで働き、家に帰っても誰もいない。孤独は彼を非行の道へと走らせた。 | |
|---|---|---|
| 父親不在 | ||
| 経験 | 中学生の頃、彼は地元で有名な不良グループのリーダーだった。暴力に明け暮れた毎日だったが、とある抗争に敗北したことによって今までの生活を改め更生を決意する。もう二度と自分の身内を悲しませたくないという思いから、暴力は一生振るわないと誓った。 | |
| トラウマ | ||
| 邂逅 | まだ不良だった頃、別グループの不良に絡まれていた猫川美亜を助けたことがある。猫川には感謝されているようだが、倰悟は大したことじゃないと思っている。 | |
| 貸し | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | あの日、自分は死んだ。バスの横転と、それに起因する爆発炎上によって、燃え死んだはずだった。……だが実際は? 想い人を護りたい。その思いは倰悟の願いを叶えていた。異形の姿と引き換えに。 |
| 死 | 18 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 俺は何を言っている? 暴力は振るわない? 二度と悲しむ顔は見たくない? なんという愚かで浅ましい考えなのだろうか。この世で信じられるものは、己とこの拳だけだ。そしてこの拳がどこまで届くのか――挑戦し続けるのだ。たとえこの身が朽ち果てようとも。 |
| 闘争 | 16 | |
| 侵蝕率基本値 | 34 | |
能力値
| 肉体 | 8 | 感覚 | 1 | 精神 | 1 | 社会 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 3×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 |
| ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 1 | 成長 | 1 | 成長 | 1 | 成長 | |
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 4 | 射撃 | RC | 2 | 交渉 | ||
| 回避 | 1 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | 1 | |
| 情報:噂話 | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クラスメイト | 綾瀬真花(あやせまなか) | 慕情 | / | 不安 | あの日、あの事故があった日――1度死んだ倰悟は『バケモノ』になり彼女を救った。あの事件以降距離が縮まった気がするが、未だに思いを伝えることが出来ていない。彼女はオーヴァードのことを知らない。もし『バケモノ』の自分を知れば、もう彼女と普通に接することは出来ないだろう。けれど彼は戦い続ける。彼女の日常を守るためならば。 | ||
| クラスメイト | 四方木心明 | 連帯感 | / | 厭気 | クラスメイトであり監視者。不慣れな自分を見張ってくれているらしいが、彼女の目立つ言動が正直苦手。しかしオーヴァードとして働く彼女にどことなく興味を持っている。……でも監視者って1歩離れて見守るんじゃないの? 僕より目立ってるよ? | ||
| リベレーターズ | 白金明日香 | 庇護 | / | 不快感 | もの静かな少女。心があまり読めず、不思議な存在。どこか儚げな印象を受ける。 | ||
| 母親 | 成宮翔子(なりみやしょうこ) | 庇護 | / | 悔悟 | 自分をここまで育ててきてくれた母親。幼い頃は一人で過ごす日々が寂しく、母親を恨んだこともあったが、それは自分への愛情故だと気付き、更生を決意した。もう二度と母親を悲しませないと心に誓っている。 | ||
| リベレーターズ | 桐生 嚆矢 | 尊敬 | / | 敵愾心 | リベレーターズのリーダー。そのカリスマ性と能力に尊敬の念を抱いてはいる。が、一体何をやらかすのだろうか。本当にやるのだろうか。 | ||
| チームメイト | 土井 紗絽 | 尊敬 | / | 脅威 | フリーランスの探偵さん。掴みどころがないけどなんだかすごい人。底が見えない。 | ||
| チームメイト | 神童 奏多 | 尊敬 | / | 劣等感 | 話が通じないが、それは自分の経験値、知識の無さのせいだと思っている。役職もあり実力もある人物なので尊敬はしている。 | ||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| コンセイトレイト:キュマイラ | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 組み合わせた判定のC値を-LVする(下限7)。取得時に自身のシンドロームから1つ選択する。このエフェクトはそのシンドロームのエフェクトとして扱う。 | |||||||||
| 獣の力 | 2 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | 単体 | 武器 | 2 | ― | |
| このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃の攻撃力を+[LV*2]する。 | |||||||||
| ハンティングスタイル | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | シーンLv回 | |
| 戦闘移動を行う。この移動では離脱を行える。また、移動中に他エンゲージに接触しても移動でき、封鎖の影響も受けない。 | |||||||||
| 破壊の爪 | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
| シーン中、素手のデータを【破壊の爪】に変更する。 | |||||||||
| 剛身獣化 | 5 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 6 | ピュア | |
| シーン中、素手の攻撃力を+[LV*2]し、装甲値に+[LV*3]する。 | |||||||||
| 獣の直感 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| 動物が持つ鋭敏な知覚によって、わずかな気温や湿度の変化、あるいは地磁気や海流の変化などを読み取ることで、天候や地震などを予測するエフェクト。GMは必要と感じたなら、<知覚>による判定を行わせてもよい。 | |||||||||
| 獣の匂い | 1 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | ― | 効果参照 | 視界 | ― | ― | |
| 獣のにおいを発することによって、動物に対する交渉を有利にするエフェクト。動物のエキストラを対象とする。あなたは対象に命令をひとつできる。対象は可能な限り命令を実行しようとする。行動の内容や、命令を実行可能かどうかはGMが決定する。 | |||||||||
コンボ
素手喧嘩走狗(ステゴロソーク)
- 組み合わせ
- 破壊の爪+剛身獣化+ハンティングスタイル
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 対決
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
シーン中、素手のデータを【破壊の爪】に変更する。シーン中、素手の攻撃力を+[LV*2]し、装甲値に+[LV*3]する。戦闘移動を行う。この移動では離脱を行える。また、移動中に他エンゲージに接触しても移動でき、封鎖の影響も受けない。
鬼哭狼喰(キコクローグ)
- 組み合わせ
- 獣の力+コンセイトレイト:キュマイラ
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 8
- 8
- 4
- 23
- 100%以上
- 8+3
- 7
- 4
- 28
- 8
【破壊の爪】【剛身獣化】使用中。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 破壊の爪 | 白兵 | 〈白兵〉 | 0 | [LV+8] | 1 | 至近 |
| 防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 防弾防刃ジャケット | 6 | 防具 | 3 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 30
| 10
| 109
| 0
| 0
| 149
| 15/164
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
ナチュラルな黒髪にヘーゼルの瞳。眼鏡をかけており、見た目は真面目そうな男子高校生に見える。実際倰悟は真面目で勉学に励み運動能力も高く、人間関係にやや奥手なこと以外は一般的な男子高校生だ。
しかし彼は中学時代、地元の不良グループのリーダーだった。
母子家庭だった彼は、幼少期から家に帰っても誰もいない生活だった。家の鍵を開け、一人で夕食を食べ、一人で寝付く。その生活に嫌気がさし、いつしか彼は地元の不良グループとつるむようになった。ここには自分と同じような出自の子がたくさんいる。彼らと過ごす時間は刺激的で居心地が良く、中学3年生の時彼は腕っ節の強さを買われグループのリーダーになった。
中学3年生の秋。些細な喧嘩がきっかけで、他校のグループとの抗争が起こった。こちらが15人に対して相手は40人。結果は火を見るより明らかだったが、倰悟は怖気付くことなく果敢に挑んだ。
相手は数だけ。こちらは少数精鋭だ。そう声をかけ喝を入れ、士気は上々。確かに相手グループのメンバーはひとりひとりは大したことはなかった。しかし数という力を、倰悟は初めて実感した。それでも相手の戦力を半分以下まで減らした。残りはリーダー格だけ、そう思った途端、彼らは隠し持った武器を取り出した。それから先の記憶はない。
気づけば病院のベットの上だった。打撲、裂傷、骨折。全治3ヶ月と言われた。傍らで母親が泣いていた。
その時倰悟は、9年振りに母親の顔を真正面から見た。涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって、悲しみと怒りと安堵と心配が織り交ぜになった表情だった。自分が原因だ、と理解した瞬間頬に痛みが走った。母親からの平手打ちだ。本来の力はそうなかっただろう、しかしそれ以上の衝撃が倰悟を襲った。倰悟は思わず、母親の手を見つめた。乾燥して傷だらけで、倰悟の怪我よりも痛々しく思えたからだ。
この事件をきっかけに倰悟は更生しようと決意した。寝る間を惜しんでも自分を育ててくれた母親に恩返しをするために。そして二度と暴力を振るわないと決意した。母親の泣き顔を見ないように。
中学時代髪は金髪だったため、黒く染めた今もメッシュのようになっている。耳のピアスも不良時代の名残り。昔があって今があると考えているため、敢えてピアスを外そうとは考えていない。
だが更生するため、そしてお金を掛けて母親に迷惑をかけないよう苦手な勉強に率先して取り組み、どうにか公立のN高校に入学した。高校では一人称を『僕』に改め、見事一般人として高校デビューを果たしている。
だが噂は広まるもので、彼の中学時代を知るものがちらほらといた。彼らは倰悟を畏怖の目で見るので、どこか居心地の悪さを感じていた。気づけば倰悟は、クラスメイトと少し距離を取って接するようになってしまっていた。
しかし綾瀬真花は違った。
高校1年生、春の昼休み。次の授業の予習を忘れていたことに気付いた倰悟は、慌ててノートとシャープペンシルを取り出し問題に取り掛かった。英語が苦手な倰悟は苦戦しつつも少しずつ問題を解いていく。1度ペンを置き、電子書籍を開き、単語を調べ、ペンを取ってノックしたところで――
親指に鋭い痛みが走った。思わず舌打ちし、指先を見る。勉強に集中するあまり、間違ってペン先を指に刺してしまったのだ。刺さったシャーペンの芯を抜くと、指先にぷっくりと血の玉が生まれた。その血を舐め取ろうとしたが、
「大丈夫?」
はっとして顔を上げた。目の前には心配そうな顔をした女子生徒。隣の席の綾瀬だ。
「怪我したの?」
「あっ、いや……」
突然声を掛けてきたことに驚いて、倰悟はまともに声が出せなかった。自分にとって、こんなのは怪我のうちに入らない。舐めときゃ治る、と言ったところだ。しかし彼女にとっては一大事らしく痛そうに顔を顰め、ポーチを漁ったかと思うと何かを取りだして倰悟に差し出した。
「これ、使って」
お花の模様が描いてある、カラフルで可愛らしい絆創膏だ。まさか自分にこういったものが与えられると思っておらず動きが止まる。今までの経験では、絆創膏程度で抑えられる傷は傷ではなかったし、そもそも怪我のほとんどが絆創膏の手に負えるものではなかった。
そう思い出しながら惚けていると、綾瀬は何か勘違いしたのか焦って申し訳なさそうに謝ってきた。
「あっ、ごめんね! 男の子にこんな絆創膏、ダメだよね……」
「えっ? あ、そうじゃなくて……」
倰悟も慌てて否定する。
「初めてだったもので。あの、ありがとうございます」
そう言って受け取った倰悟に、綾瀬は少し首を傾げる。
「絆創膏、初めて?」
彼女は少し天然らしい。
「……そういうことです」
女の子に優しくしてもらったのが初めて、などととてもではないが説明できるわけが無い。倰悟は彼女の天然さに感謝して、そのまま頷いた。綾瀬は不思議そうな顔をして、しかしなにかに気づいたように口を開いた。
「全部の絆創膏が、そのデザインってわけじゃないんだからね?」
……彼女はだいぶ天然らしいかった。
そういうことがあって、倰悟と綾瀬は顔見知りになった。綾瀬にとっては数いる友人の1人、もしくは席が近いクラスメイト。しかし倰悟にとっては数少ない話しかけてくれる女子、もしくは気になる人。温度差の違いこそあったが、倰悟にとってはそれで良かった。
純新無垢で穢れを知らない彼女が、もし自分の過去を知ったら。暴力に明け暮れたあの自分を知ったら。どういった反応になるか、想像もしたくなかった。そもそも知られるのが怖かった。
幸運なことに倰悟の体格は不良学生のイメージとはかけ離れていた。身長は165cmと高くはなく、体型も華奢に見える。喧嘩の時はそれで相手が油断し、自慢のスピードと意外にある腕力で圧倒するということが多かった。だが実際のところ身長はもう少し伸びて欲しいとは思っている。
高校生になって付け始めたメガネも、彼の印象を形作るのに一役かっていた。元々の柔らかく人好きそうな見た目のお陰か、真面目で優しい男子高校生に見える。し、言動もそう見えるように意識している。しかしふとした時――周りに人がおらず気を抜いている時や、テンションが上がって周りが見えなくなった時は、一人称が『僕』から『俺』に変わり、乱暴な言動が多くなるなど、中学時代の倰悟が顔を出す。
オーヴァードとして戦う時や喧嘩する時(そんな機会があるかは分からないが)はメガネを外す。動くためメガネが邪魔になるからと、視界がぼやけ相手の表情が見えないことが都合良いと思っているからである。目付きが鋭くなるが、それは目が見えないので目を細めているから……というのは秘密。
履歴
16年前
成宮翔子の元に生まれる。同時に父親である狩野正義が失踪。以降母親からは死亡したと伝えられる。
小学生
鍵っ子。基本的にどこかしらに預けられて育つ。帰っても誰も居ない生活に段々と寂しさを覚える。
中学1年生
入学してすぐに『黒鬼卍夜叉(コッキヤシャ)』(通称:コッキ。卍は飾り)という不良グループに出会う。そのまま入団。
中学3年生
グループリーダーに抜擢される。
秋、他校の不良グループ『輝八会(こうやかい)』との抗争。惨敗。全治3ヶ月の怪我を負う。
『黒鬼卍夜叉』は解散され、更生するため勉強を頑張りだす。
高校1年生
N高校に入学。綾瀬真花と出会う。
バス横転事故でオーヴァードに。『Crumble Days』の出来事。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
| イージーエフェクト | 4 | ||||
| 1 | 2023/01/16 | Crumble Days | 15 | 菩薩 | チベスナ(四方木心明)つっつん(神童奏多)あっきー(雨洞カイリ)あんず(土井紗呂) |
| 2 | 2023/02/5 | World End Juvenile | 15 | 菩薩 | チベスナ(四方木心明)つっつん(神童奏多)あっきー(雨洞カイリ)あんず(土井紗呂) |