ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

矢上 光助 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“トールハンマー”矢上 光助

プレイヤー:輝美店長

年齢
38
性別
星座
身長
176cm
体重
74kg
血液型
ワークス
UGNエージェントC
カヴァー
UGNエージェント
ブリード
クロスブリード
シンドローム
キュマイラ
ブラックドッグ
HP最大値
32
常備化ポイント
8
財産ポイント
4
行動値
4
戦闘移動
9
全力移動
18

経験点

消費
+50
未使用
-2
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
資産家
経験
古強者
邂逅
自身
覚醒 侵蝕値
渇望 17
衝動 侵蝕値
自傷 16
侵蝕率基本値33

能力値

肉体5 感覚1 精神2 社会1
シンドローム3+2 シンドローム0+1 シンドローム0+1 シンドローム1+0
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長0 成長0 成長0 成長0
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC1 交渉
回避 知覚 意志1 調達3
運転: 芸術: 知識:2 情報:UGN4
情報:裏社会3

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 特異点
アイン 純愛 悔悟
矢上光一 尽力 不安

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト 2
アームズリンク 3
破壊の爪 1
完全獣化 3
イオノクラフト 1
バリアクラッカー 2
フルパワーアタック 3
雷神の降臨 3
1

コンボ

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2
コネ:UGN幹部 1
コネ:情報屋 1

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 10 172 0 0 182 -2/180
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

東洋系

電撃で肉体を活性化させ真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす典型的なパワータイプ

覚醒時期はレネゲイド拡散初期の20年前。元より持っていた特異点の因子が影響を与えている。
当時数の少なかったオーヴァード、更に貴重な特異点を求める悪人たちと戦う日々が続き、そんな折まだ体制の整っていなかったUGNと合流、共に戦うことに。
自分の特性に他人を巻き込まないために高校卒業と同時にエージェントとして世界中を飛び回るように。
元から女好きだったことや特異点のもたらす偶然から行く先々で女と出会い助けなんやかんやあり続けている。

そうして3年が経ち、UGNの体制が整い始めた頃。任務先で偶然立ち寄った喫茶店、そこで一人の女と出会った。親に売られ、身籠ったことで店からも捨てられたところを心優しいマスターに拾われたという彼女の名は、アイン。一番最初に買い取られたから1(アイン)とつけられた。黒髪を揺らし、青い瞳を細めながら彼女はそう言った。聞けば出産の予定日が近いらしい。なのに店の手伝いをやめないからマスターも気が休まらないと言う。
きっと、惹かれたのだろう。特異点として刹那的な関係を心掛けていた光助だったが、任務の合間は自然とそちらに足が向いていた。

そうして一週間。本来の任務は収穫無しが続いていた。目標としているジャームの痕跡はあれど姿は見えず、しかし人材不足の現状増援も期待出来ない。そうして焦りが募り始めた頃、アインが産気づいたという連絡が入った。
UGNとしての責任、特異点によって誰かを傷付けること、そして化け物であることを隠している負い目。それらによる逡巡は――ほんの一瞬だった。
気付いた頃には病室にいて、赤子の手を握っていたのだから。
そして、名を、求められた。
躊躇はした。けれど、頼られたのなら応えるのが男だ。

「光一。俺の光に、アインの日本語で光一だ。世界一輝くビッグな男になってくれってな」

言葉にしたのは本音の半分。隠したもう半分はバレていたかもしれないが、誰もそれを聞いたりはしなかった。
出会いも誕生も、偶然だったのかもしれない。いつもは苦労ばかりかけてくる力だが、こうして良いことが起こるのなら悪くないかもしれない。

だが、幸福と不幸は等価だ。制御出来ない特異点は、必ず厄災を呼ぶ。
全ては偶然だ。

偶然遺産を持ったオーヴァードが訪れて。
偶然遭遇したジャームがそれを奪い。
偶然巨大な賢者の石が眠っていて。
ジャームがそれを偶然見つけ、捕食した。
偶然の連鎖は街を、人を、全てを焼かんと広がる。見えぬ檻すらも生み出して。

選択肢は、2つ。
1つ、アインと光一を連れて逃げ出す。自分の能力なら一時的に檻を破ることは可能だ。
2つ、ジャームを討つ。勝てる保証は無い、ただの一人すら助けられないかもしれない。

迷いを断ったのは、一言だ。

――行ってらっしゃい。

進むには、それだけで十分だった。



息を吸う、喉が焼ける。目を開ける、煙が空を覆い隠す。視線を下にやれば、倒れ伏し塵となっていく敵の姿。
自分は、生きている。そう認識した瞬間には、走り出していた。侵蝕の影響すら考えず、持てる全てを使って駆けていた。

――けれど、間に合わなかった。

アインは笑っていた。弱弱しく、半分炭化した手で光一を撫でながら。

「泣かないで」

崩れていく手が、鋼を撫でた。

「光助は、ちゃんと助けてくれた。光一は、傷一つないもの」

何も拭うことは無く、黒が落ちる。

「私も、幸せだった」

「ずっと苦しかった、悲しかった。……ほんとはね、この子を、愛したくなかった。産まずに、死んじゃいたかった」

「でも光助と会えて、たくさん笑顔にしてもらって……光助と一緒なら、この子も愛せるって、思ったから」

「名前、ありがとう。この子に、つけれくれて。私の名前に、意味を与えてくれて」

「ほらね、私は十分もらったから。光助が私にくれるはずだったもの、この子とか、これから出会う色んな人にあげて。幸せに、してあげて」

「それが、一番なの」

「だからもう、泣かないで」



夜を思わせる黒髪と、晴れ空を連想する青い瞳。
光一はお前によく似てる。たくさん笑って、たくさん怒って、たくさん泣いて。一瞬一瞬を、精一杯に生きてるよ。

だから俺も、泣いてる暇すらないんだ。

アイン。俺とお前は、きっと似た者同士だったんだな。
初めて会った時、俺も、お前が泣いてるのが分かったから。
だから笑顔にしてやりたくて、らしくもなくがっついてたんだよ。

この出会いも、思い出も、光一の存在も、偶然なんかじゃない。俺とお前の選択の結果だ。そう考えたら、俺の人生も案外、振り回されるだけじゃないのかもしれないな。

光一もきっと、振り回す側になれるはずだ。なんせお前がそばにいて、俺が育てたんだからな。こいつは必ず、世界一輝くビッグな男になるさ。
その為にも、もうひと頑張りしないとな。

なあアイン、天国は退屈か?だとしたらごめんな、あと数十年はそのまんまかもしれねえ。
俺も精一杯生きて、もう十分だって思えるぐらい堪能したら、それまで待たせた分のツケを払うからさ。しばらく待っててくれよ。

愛してるぜ、俺のNo.1

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