▼安定した家庭
平凡な家庭に生まれ、オーヴァードとは無縁の環境で20歳まで不自由ない生活を送る。
遺伝子研究のために大学に通っていた20歳の頃に突如として覚醒し、UGNの保護下に入る。
当時より「オーヴァード」に対する忌避感や嫌悪感が見受けられたが、覚醒前から付き合いがあり、その実UGNチルドレン上がりのエージェントであった親友の話を受け、一時期からイリーガルとして協力していた。

▼殺傷(大学生経験表)
イリーガルとして親友の助力をする傍らで大学院に進みそのまま研究職に進むつもりでいたが、とある事件の最中に一般人を救おうと身を張った挙句にジャーム化した友人の処理をその場にいた彼だけで行っている。その後、彼自身もレネゲイドコントロールが不安定になり結局は数名の一般人の死傷者を出す結果になっている。レネゲイドコントロールの不安定さが見受けられた結果、正式にUGN所属とされる。

▼邂逅(任意:親友)
親友であった男は、UGNチルドレンとしての潜入任務の一貫で現津の通っていた高校に転校してきていた。当時、成績や生活態度面で品行方正さが通っていた現津が彼の面倒を見るように頼まれたのが二人の関係の始まりである。その後の高校生活と大学生になって別の進路を取った後も続いたそれは先述の一件において一人がもう一人を殺すという形で終わりを迎える。
その後、正式にUGN所属となった後に、親友の遺した「白猿の額冠」という遺産に高い適合率が見られたため、支部長という地位とともに遺産との契約を為した。

優等生然とし、感情に流されないことを己に課している。が、元々の性格としては人並みに以上に感情に揺さぶられることが多かった。
オーヴァードという異能の発現によって平穏な人生を断たれたことに絶望し、また度重なるレネゲイド関連の事件に立ち会ううちにレネゲイドウイルス、それによって理性を失ったジャームという存在、引いてはその可能性があるオーヴァードに対しても忌避感や嫌悪感を持っている。
また、親友や関係のない一般人を殺めたことによる罪の意識を持っている。
しかし、周囲にオーヴァードの多い現在の環境ではその激情を明かすことは少なく、基本的にUGNのオーヴァードに関して殊更邪険に扱うことはない(表面上は)。FHやジャームについてもあくまでもUGNの規範に従って対処している。

・両親共に健在だが、支部長になって以後はほとんど会っていない
・コードネームの由来は例の事件で血みどろになった現場とそれ以後の彼のストイックさを皮肉ったもの
(NONSENSE＝意味のない言葉、私利＝自分の利益、支離滅裂＝筋が通っていないこと)
・現津＝秋津→日本の旧称、またはトンボの雅称
・諒厳＝燎原の火→激しい勢いで燃え上がり防ぎようのない炎の意
・　これまで何度か逃してきた相手であり、それ相応には因縁がある

遺族[WH]
大学時代に殺めてしまった一般人大学生の妹。PCのことは亡くなった兄の友人として知り合い、慕っている。何かと世話を焼いてくるPCには感謝をしつつどうしてそこまでしてくれるのかは分かっていない。自己主張の薄い大人しめの少女。

家族[BK]両親とは絶縁状態だが、辛うじて弟とは連絡を取り合っている。