容姿・経歴・その他メモ

OVテニス同好会の『部室管理人』であるお姉さんで、当人はOVテニスプレイヤーではない。
うわっつらはふんわりとしたお姉さんキャラであるが、内面はレイン学区のスポーツの闇に対する絶望と、トーリカに対する崇敬が入り交じる闇が入り交じるカフェオレ系お姉さんである。

元々はレイン学区で設備管理を行っていた裏方のプレイヤーであり、その分『部室』や『予算』を巡る暗闘、そして俯瞰することで嫌というほどスポーツ学区のダークサイドを見せられ、内心全てに吐き気を覚える程に腐っていた。
革命を経てなお変わりきれずに腐るレイン学区を見て、いっそ他校に逃げようかと思った時――あらゆる『スポーツの闇』と無縁に見えた、恵美須之　トーリカと出会う。
ヤクありサマありエフェクト有りの死なないだけのなんでもアリなOVスポーツの場において、全ての小細工を封殺してただただテニスに拘るその光景に、見惚れ――レイン学区という暗雲の地に、太陽が差し込んだ風にすら覚えた。
そして、決めたのだ。残り時間――この学区に見えた輝きを育み、育てることに力を注いで見ようと。

そして、誰からも放置されていた廃墟を政治的暗躍の結果入手し、ただ一人で改良と修繕を重ねて――『部室』と呼べるものを制作し――自らが管理人として着任することを条件に、OVテニス同好会に『部室』を売り込んだ。
以後は、テニスを行うことはないが、テニスで汗を流す少女たちの輝きを見守りながら、彼女たちが休む場所を守り続けている。

戦闘能力は存在せず、完全な支援特化タイプ。
ありと、あらゆる意味で戦闘センスが欠如しており、まともに銃を扱えば恐ろしい確率で暴発、破損するためどのような名銃とて欠陥品に変わるし、いかなる奇運か、絶対にリョウカが放った弾丸は誰も傷つけないのだ。
逆に言えば、絶対に味方にも誤射はしないので、お気に入りの銃でいざという時は味方に（敵にも）当たらない、援護射撃を行う。
支援者としても二流で、特技は相手電気を流してのマッサージ
しかし、リョウカが動く時、それは彼女が『部室』を（OVテニス同好会への体験入部を条件に）その場の仲間に提供するということである。

部室にある『温泉施設』は高度侵蝕状態からの帰還を容易くし、提供する空き部屋は体力の回復を加速する。
更に、コンピュータールームを使えば旧理事会のデータサーバーにもアクセス可能であり、秘密金庫を使えば物資調達はたやすくなる。
リョウカは戦士ではない、彼女の武器は彼女が用意した『部室』そのものなのだ。

……なお、欠点として彼女は部室を大きくするために定期的に暗躍して各地で活動しているため、部室の鍵を持ったまま失踪することが常々有り、一般部員たちだけで動いているときに豪華な設備が使えないことが稀にある。

セッション履歴