小さい頃、自宅にて怪我をした。
傷は浅かったと聞いているが、
そんな生易しい反応じゃ無かったのは
僕の眼から見ても明白だった。

今思えば、その日からだろうか。
僕の中にある、僕ではない何か。
その存在を知覚した暁には、
具現化させてみようとさえ思えた。

そうして生まれた其れは、
堅苦しい言葉を発する人型の何かだった。
母はそれを見て「御守り」だと言われたけど、
正直あまり好みでは無かった。

以後、人手が必要な時は
こいつに手伝わせてる。
何でも言う事を聞く、都合の良い存在だ。
…本当に、何でも言う事を聞くだけの存在だ。

｜Decarabia《デカラビア》を生誕させる過程で、
いくつか分かった事がある。
どうやら僕は、物を作る事に長けているらしい。
そして何より、作った物を扱う事にも長けているらしい。

試しに拳銃を生成してみたら、
思ったよりも命中精度が良かった。
剣も生成してみたが、
此方も切れ味は抜群だった。

流石に日本ではこんな物騒な物を扱う
場面なんて早々訪れないだろうが、
出来る事が大いのに越した事は無い。
暇つぶしに射的練習でもしておこうか。

あわよくば、背中を預けられる相棒と
共闘する日が来たりして。

…そんなわけ無いか。
一旦休憩にして、
気晴らしに甘い物でも作って食べよう。

(探索したら執筆しまーす！)



《各ロイス状態》

No.1「Decarabia」
関係性：
P：連帯感　　N：嫌気　　属性：黄

No.2「玉野 椿」
関係性：
P：有意　　N：無関心　　属性：緑

No.3「No.43「錬金術師」」
関係性：
P：好奇心　　N：隔意　　属性：白

No.4「」
関係性：
P：　　N：　　属性：

No.5「」
関係性：
P：　　N：　　属性：

No.6「」
関係性：
P：　　N：　　属性：

No.7「」
関係性：
P：　　N：　　属性：