“手遊びの風車”松籠 広斗
プレイヤー:スピアール
「僕は、信じたいんだよ。この力が、護りたいものを護るためのものだ、ってことをね。」
- 年齢
- 26
- 性別
- 男
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 173cm
- 体重
- 68kg
- 血液型
- AB型
- ワークス
- UGN支部長C
- カヴァー
- UGN支部長
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ハヌマーン
- オルクス
- HP最大値
- 25
- 常備化ポイント
- 8
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 7
- 戦闘移動
- 12
- 全力移動
- 24
経験点
- 消費
- +0
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 能力に目覚めたばかりの幼い頃、親戚のFHセルエージェントに手を貸していたことがある。だが、その行いの正当性に疑問を抱きUGNにリークしたことから、裏切り者の烙印を押されている。 | |
---|---|---|
親戚と疎遠 | ||
経験 | 元・FHイリーガル。彼が高校生の頃、とある事件をきっかけにFHセルに見切りをつけ、UGNに転身した。 | |
敵性組織 | ||
邂逅 | テレーズ・ブルム。UGN創立メンバーであるベルナール・ブルムの娘。UGNによる計画の阻害工作のため、人質に取られた彼女を、救い出したことがある。 | |
幼子 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | レネゲイドが紡ぐ進化の螺旋は、この世界をどのように変えていくのだろうか。それを見守る責任が、僕にはある。 |
探求 | 14 | |
衝動 | 侵蝕値 | ……レネゲイド災害のあったあの日、本能として刻まれたこの『飢え』は、きっと一生抱えてゆくのだろう。 |
飢餓 | 14 | |
侵蝕率基本値 | 28 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 2 | 精神 | 3 | 社会 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+0 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 1+2 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 4 | 交渉 | |||
回避 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | 1 | ||
知識:レネゲイド | 1 | 情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
テレーズ・ブルム | 慈愛 | / | 不安 | 「あ、テレーズちゃん。……本当に、立派になりましたね。」 | |||
母 | 尊敬 | / | 悔悟 | ……お母さん。僕も、貴女のように大切な人を護れる人間でありたい。 | |||
叔父 | 懐旧 | / | 嫌悪 | あの日のことを思い出す。UGNとFH。2つの組織と、オーヴァードを知った日を。 | |||
沢海 力仁 | 好奇心 | / | 不安 | 「―――」 | |||
栢木 零奈 | 庇護 | / | 隔意 | チルドレンの女の子だ。頼もしいが、危うさも感じてしまう。もっと、普通の女の子らしい日常を過ごさせてあげたい。 | |||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
サイレンの魔女 | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | シーン(選択) | 視界 | 5 | ― | |
[攻撃力:+[LV×3]」の射撃攻撃を行う。このエフェクトを組み合わせた攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。このエフェクトを組み合わせた判定には、《コンセントレイト》を組み合わせることはできない。 | |||||||||
マシラのごとく | 3 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 単体 | ― | 5 | 80% | |
このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[LV×10]する。ただし、このエフェクトを組み合わせた判定のダイスは-5個される。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。 | |||||||||
援護の風 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | ― | |
対象が判定を行う直前に使用する。その判定のダイスを+LV個する。このエフェクトは1ラウンドに1回まで使用できる。 | |||||||||
ウィンドブレス | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | リミット | |
前提条件:《援護の風》。あなたが《援護の風》を使用する直前に宣言する。《援護の風》を使用した判定の達成値を+[LV×3]する。 | |||||||||
妖精の手 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | ― | |
対象が判定のダイスを振った直後に使用する。対象の判定のダイス目のひとつを10に変更する。このエフェクトは対象が判定を行っている最中にも使用できる。このエフェクトは1回の判定につき1回まで使用でき、1シナリオにLV回まで使用できる。 |
コンボ
そよ風の後押し
- 組み合わせ
- 《援護の風》+《ウィンドブレス》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
対象が判定を行う直前に使用する。
(60%未満)その判定のダイスを+5個し、達成値を+9する。
(100%以上)その判定のダイスを+6個し、達成値を+12する。
得意気な堕天使
- 組み合わせ
- 《サイレンの魔女》(+《援護の風》+《ウィンドブレス》)
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 10+4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 60%未満
- 3+5
- 4+9
- 3
- 100%以上
- 3+6+3
- 4+12
- 6
- 3+5
装甲無視
流転する運命
- 組み合わせ
- 《サイレンの魔女》+《マシラのごとく》(+《援護の風》+《ウィンドブレス》+《妖精の手》)
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 10+4+4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%以上
- 3+6+3-5
- 4+12
- 46
- 3+6+3-5
装甲無視
《妖精の手》でダイスを振った直後に更に達成値を伸ばす。
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
コネ:UGN幹部 | 1 | コネ | 〈情報:UGN〉 | 情報に通じたUGNの幹部。 〈情報:UGN〉の判定の直前に使用する。その判定のダイスに+2個する。レアアイテム。 | |
応急手当キット | 3 | 使い捨て | 救急箱。 メジャーアクションで使用する。あなたのHPを2D点回復する。戦闘中は使用できない。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 5 | 125 | 0 | 0 | 130 | 0/130 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
UGN C市支部長。
ハヌマーンとオルクスのクロスブリード。
自身の認識した空間内における存在の『吉兆』を風を用いて操ることが出来る。
来歴
とある田舎町に生を受け、そこそこ大きな家の次男坊として育つ。
小学生の頃に台風の接近により記録的な災害に見舞われた。
災害により村の死傷者は多数。母は広斗を護り、わずか一夜の突風により命を散らすことになった。
やがて風が止み、災害を生き残った広斗は高熱を発症した。
一週間後。やがて熱は下がり、様態もマシになってきた頃合いに、母の葬儀が執り行われた。
母を失ったことで悲嘆に暮れる彼は、遺影を前に焼香をあげる。
強い想いをもって、ただ祈った。自分を護り命を散らした母の悲運を。母の魂の安息を。
――その時。
不思議と、線香の煙がゆらめいた。
彼だけが知覚出来るくらい小さな、不思議で優しい風。
あまりにもあっけなく、気の所為だと思ってしまうような、そんな風。
それが、彼が自らの能力を自覚した、最初の瞬間だった。
そんな光景を、彼の叔父は背後から見ていた。
広斗が祈った瞬間に、風が吹き、数珠が一瞬だけ光ったのが見えたのだ。
時は流れ、高校生になった広斗は、叔父の経営する仏具店でアルバイトをしていた。
とはいえ、アルバイトの内容は彼にとっては簡単なものだった。
なんてことはない、数珠やお守りといった仏具製作のお手伝い。
石を削り、研磨し、穴を開けて紐を通すだけ。
その行為で、ただの念珠がレネゲイド因子の埋め込まれたEXレネゲイドとなることを、広斗は知らなかった。
広斗の叔父は、仏具店を経営する社長、というのは仮の姿。
その真の姿は、FHセルのエージェントだった。
彼は、広斗の製作したEXレネゲイドを各地のFHセルに卸していたのだ。
ある日。いつものようにアルバイトのため仏具店へと赴いて作業をしている広斗の部屋に、とある突風が吹いた。
ひらり、と自身の手元に転がり込んできたのは一枚の計画書だ。
この風が、広斗自身の未来を願って起こした風かどうかは定かではないが、
その内容は、「UGN創立者の一人の娘を人質に取り、代価を要求する」という驚くべきものだった。
その決行日は1ヶ月後。
ただならぬ雰囲気を感じた広斗は、叔父にはそのことを相談せず、秘密裏に叔父を探り始めた。
そこで、彼は知った。レネゲイドウィルスとオーヴァード、UGNとFH。変容した世界の真実を。
叔父が広斗を利用し、世界の混沌と、オーヴァードの解放を望む組織のメンバーであることを。
広斗が今まで用意してきた仏具の数々は、人の命を散らすテロ活動に利用されていたのだ。
彼は、UGNを徹底的に調べ上げた。
インターネットで調べても出てこない、本来ならば知り得なかったはずの組織。
書状に書かれた座標を特定し、とあるUGNエージェントとコンタクトを取った。
そのエージェントは、驚いた様子で広斗の言葉を受け入れた。
どうやら、計画の阻止と共に、叔父は連れて行かれるらしい。
情報提供の代価として、広斗がUGNに突きつけた条件は、叔父との対話だった。
叔父が何故そんなことをしているのか、どうしても聞きたかったのだ。
4歳のテレーズ・ブルムの登下校を狙う叔父と、その協力者たち。
しかし、間一髪のところでUGNのエージェントと、広斗が現れ、それを阻止した。
『く、くそ……どうしてUGNの奴らが、ここに!』
「……叔父さん。
どうして、こんな小さい子を人質にしようとしたんですか。
どうして、テロの助長なんて真似を……!」
『ひ、広斗ォ……!なんでお前がここに……!』
「答えてください!!」
『ふん、お前だってオーヴァードだろうが!
オーヴァードが自由に生きられる世の中を願って何が悪い!?
お前も、あの嵐で、力を授かった!……いいや、俺たちが授けてやったんだよ!』
そう。広斗が幼少期に見舞われた台風は、ただの台風ではなかった。
FHセルが人為的に工作した結果生まれた、台風の姿をしたレネゲイドビーイングだったのだ。
「……まさか。あの嵐は、叔父さんが……?」
『あぁ、そうだ!
それなのに貴様、この恩知らずの裏切り者めが……!』
叔父は、放った毒を纏った炎が、広斗を襲う。
まずい、と感じたUGNエージェントがとっさに庇おうとした、
その時。
広斗の指先から、一迅の風が轟く。
その風は毒炎を切り裂き、やがて叔父の腹に痛烈な一撃を与えた。
「お前が……母さんを!みんなを……!」
当たり前の日々が、壊れる音がした。
日常は非日常となり、彼の些細な風は、あの日の嵐を思わせる一撃へと変貌した。
かくして、事件は終わった。
UGNによる情報隠蔽工作で、叔父は遠くに引っ越したことになった。
広斗は、高校生にしてUGNからスカウトを受け、イリーガルとなることを承諾したのだ。
『あの、おにいちゃん』
ひとりの少女が広斗に挨拶をする。
『あの、ね。おとなのひとがいってたの。
おにいちゃんが、わたしをまもってくれた、って。
あの、だから。まもってくれて、ありがとう、ございました。』
広斗は、優しく微笑んだ後、若きテレーズ・ブルムの頭を撫でた。
これは、彼が支部長を務める11年前の話であった。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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