容姿・経歴・その他メモ

【父祖の武勲（祖先）】妖精の恋人
【父祖の武勲（父）】愛に生きた騎士

パーシヴァル

　騎士王の円卓に名を連ねる、槍使いの騎士。嵐兆しのパーシヴァル。
　人里離れたウェールズの森にて、雷鳴の夜に生を享けた。祖先に妖精の血を引き、それゆえか生来、雨と雷の声を聞くことが出来た。
　生まれた頃に父は既に亡くなっていた。かつて異国の女王であった母は、父のことを「とても素晴らしい騎士でした」「だからこそ、酷い人でした」と語ったきり。

　青年となった彼はある日、雷で以て森を犯す巨人と対峙することになる。それは森を焼き、動物を打ち、そこに住む者たちを脅かした。
　青年は巨人に立ち向かう。なれど力及ばず、彼の前に現れ手を貸したのは、聖剣を携えし騎士だった。
　騎士の助けを得、青年は巨人にとどめを刺す。雷を操る巨人の心臓は、死後万雷を手中に収める祝い／代わりにその身を焼き続ける呪いの槍へと化した。

　神秘の槍を前に、青年は天命を悟る。
　「再びこの槍に悪雷を振るわせてはならない。私こそが、その軛となるのだ」と。

　────雷の槍を手にした彼は、憧れた騎士王の麾下に加わるべく、騎士としてブリテンを巡る。
　呪いに侵された九つの谷に赴き、元凶たる九人の魔女を征伐した。
　船を取り殺す海の魔女を、その雷で焼き払い、のちに湖に封印した。
　そして円卓に加わった今でも、彼は雷のようにブリテンを巡っては民のために戦い続けている。

　〝嵐兆しの〟は、彼は必ず遠雷の音を伴って征伐の場に現れることから。
　嵐と救済の予感をもたらすものとして、何時からかそう呼ばれるようになった。

握雷の導／悪雷の標

色々

・イメージカラー：ブルーラベンダー（#a4a8d4）
・イメージＣＶ：島崎信長

履歴

PC3：
　ロイス：PC1　推奨感情：○P庇護or信頼／N恐怖
　ワークス：円卓の騎士、騎士、スクワイア、狩人

　　あなたは円卓に名を連ねる騎士、或いはその縁者か幕下に連なる騎士である。
　　　
　　下命を受け、あなたは北の僻地リンダムの禍の元を誅するべく部隊を率いる、ないしその一員として征伐に参加することとなる。
　　かの地はローマの平定の戦で敗れた者達が死霊として彷徨い、それらをエルドリッチが総べているという。
　　以来その地より溢れる怨念は徐々に国土を蝕みつつあるのだ。

　　その呪いにあえぐものを直に目にしたあなたは、呪いが真実であると識り
　　決意を新たに遺跡へ挑むこととなる。
　　大義か、信念か、恐怖か、故は何であれ構わない。騎士に名を連ねるものとして、呪いの禍根を断つのだ。

セッション履歴