容姿・経歴・その他メモ

「今の私は、霧谷さんがいるUGNだから生きていられる」
「なくした記憶は、取り戻すべきなのかな・・・。今を生きる邪魔に、ならないかな？」
「降り注ぐ氷の雨に、逃げ場なんて無いよ」

UGN日本支部エージェントの女性。あんまり笑わないけど、ちゃんと表情は変わる。
霧谷支部長を慕い、彼のためにと尽力するエージェント。
流石に霧谷に対しての態度や言動一つ一つに目くじらを立てることはないが、
それはあくまで霧谷がそれを望まないと知っているから。
明確な敵だと判断すれば、完全に無力化するまで叩き潰す。

幼いころから周囲が異様な冷気を帯びる彼女は気味悪がられていた。
即ち、生まれながらにしてオーヴァードだったのだ。
そして貧乏な両親は、彼女を遠ざけたがり、ある日現れた謎の男性に娘を売った。
そこから先は、彼女の記憶にはない。何をされたか、させられていたのか。
今も知るべきなのか悩んでいる。

次の記憶はUGNに拾われた時だ。彼女が目を覚ますと、ベッドに寝かされていた。
そして霧谷雄吾と出会った。
彼の真摯な態度と、懇切丁寧な説明により、自身の力と世界の真実を知った彼女は、
その中で戦い続ける彼の力になりたいと願った。
その場でUGNへの加入を申請し、霧谷はこれを受諾。
理性を保つための繋がり(ロイス)が自身にしか向いていないことを危惧した霧谷は
自身の直属の部下という形で彼女を置き、様々な交流をさせるべく任務を与えている。

親も友人もすがるものも、全て無い彼女にとってUGN、そして何よりも霧谷雄吾は
今を生きる、生きられる理由であり、だからこそ彼女にとって最も守るべきものである。

戦闘時は周囲の水分を凍らせて無数の棘を生成、重力操作によって自在に敵に殺到させる。
重力操作そのものにも長けており、ミリ単位で力点を合わせることができる。
至近距離から遠距離まで、「氷雨」の降る場所全てが彼女の射程である。

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