容姿など

髪の色：茶色のストレートロング
瞳の色：透き通る蒼色

　見た目20歳前後の落ち着いた女性。戸籍上24歳で国会図書館に勤める司書。三度の飯よりも読書が好きなビブリオフィリアで休憩時間はひたすら読書をしている。同僚の評価としては、付き合いは悪いが仕事はしっかりする人という感じ。

生い立ち

　文香の正体は、現在逸失している（とされている）『古事記』の原本を本体とするレネゲイドビーイング。
　『古事記』の原本が初めて意識を持ったのは平安中期ごろ。ただ、動けずしゃべれず書庫に来る人の声を聴いたり、写本のため自分を持ち出す人間の声を聴き言葉を理解する。
　『古事記』が明確に人の形をとったのは、意識が芽生えてからしばらく後、書庫が炎に包まれ自分に火が燃え移りそうになった時『死にたくない』との思いから一時的に人の形をとりかろうじて脱出した。しかし力が足りず倒れていた『彼女』を助けたのが、当時八尾比丘尼と名乗っていたプランナー。そこで基本的なレネビ（当時は付喪神と呼ばれていた）の力の使い方を習い、それ以後人類の歴史を記録するために、姿を変えながら長年国の中央図書館の司書となり、知識を蓄えていった。
　昔から人の姿を取ることとちょっとした力の行使（イージーエフェクト）はできていた。しかし実際に戦えるくらいの力を行使できるようになったのは面影島事件以後である。力を使えるようになった後は、UGNに補足されちょっとした依頼を受けたりしている。

現在

　現在は国の蔵書が集まる国会図書館に司書として勤務。してはいるが、勤務中も終業後も地下の書庫にこもりひたすら読書をしている。そして「普通に勤務して定時で帰宅した」という感じで他のスタッフの認識を操作し問題が起こらないようにしている。
　基本的に図書館で寝泊まりしているが、定期的にある倉庫整理の日は落ち着いて読書ができなくなるので、奇魔市の自宅へ帰宅している。

プランナーとの関係

　自分を助けてくれた彼女のことを昔からお姉さまと慕っている。
　「最近冷たいけど、その見下すような目が素敵ですお姉さま♪」

　プランナーも最初は文香のことを同胞として気にかけていたが、ウロボロスシンドロームだと分かって以後は、少し距離を置いている。ただ、冷たい態度をとっても自分のことを慕ってくるため、"放置しても敵対しない"と考え特に危害を加える気はない模様。

戦闘スタイル

　その時読んでいる漫画や小説に影響を受け、その時々でスタイルが変化する。
　おおむね白兵攻撃だが、射撃やRCなども使うことは可能。
　現在は、大正時代を舞台にした鬼退治漫画に影響を受け、「300億を稼ぎ出した炎の兄貴」の最終奥義をもした技を使っているが炎は演出で出しているので敵は燃やせない。

セッション履歴