容姿・経歴・その他メモ

容姿

……枝毛が目立つグレーの髪。不健康そうな青白い肌。やや痩身。

能力

……ウロボロス・ソラリス。
説話や伝承などに登場する妖精や零落した神、悪霊などを具現化し使役する能力。
召喚したそれらはあくまで"影"を実体化したものに過ぎないため、直接的に戦力にはならないが、
『雷の妖精を召喚し、放たれた攻撃に雷を帯びさせる』とか『影に溶け込む悪魔を召喚し、情報を探る』
などといった形で間接的に戦況に影響を及ぼすことが可能。

これらの能力は彼女に取り憑いたレネゲイドビーイングの力によるものである。
茜はあくまで能力の噴射点に過ぎず、
なおかつ取り憑いたレネビとの身体的な相性も悪いため、単体にしか支援を飛ばすことができない。
……コードネームはこの能力にちなむ。時代によっては彼女の能力は偉大な召喚士のようにも見えるだろう。

性格

……地味で内向的でどこかふてぶてしい。口が悪い。
リアリスト・エゴイスト(のように振る舞う)。

趣味嗜好など

……（隠しているが）アフタヌーンティーを嗜むことが好き。淹れ方には一家言あるらしい。

経歴（ライフパスの詳細など）

物心つかない頃にＦＨの施設に拾われ、いわゆる『鉄砲玉』として育てられたが、
同期（女）と共に引き起こした命を賭した脱獄作戦によって、
命からがら逃げおおせることに成功。
同期――｜早苗《さなえ》と共に５年ほど都内のアパートで二人暮らしをしていた。

だが、ある日普通の仕事を終えた矢先にＦＨの襲撃に遭う。
ソラリスの能力でなんとか追手を撒き、足早に住処へと帰ったが、
そこにあったのは煌々と燃え盛るアパートの姿だった。

早苗と共にＦＨエージェントに対抗するが、力及ばず敗北。眼の前で早苗を殺された後、茜も殺された。
だが早苗の持っていた「触媒（カタリスト）」の力が死後に発現、
不思議なことに早苗の持つレネゲイドウイルスを譲渡されるような形で、茜はウロボロスシンドロームを発症する。
（正確に言えば、早苗の持つウイルスがレネビとして茜に取り憑き、能力を行使できるようになった）

様々な幻獣……不死鳥や雷を纏う猟犬などを召喚し、ＦＨ達を圧倒。
そして、色々あって駆けつけたＵＧＮによって保護された。

保護後はＵＧＮエージェントとして活躍し、そこから支部長へと任命された。
ある程度の仕事はしつつ、安定した生活を満喫している。

……若い年代の女性を見ると、かつてを思い出して渋い顔になりがち。
そしてそれが過酷な運命に翻弄されているともっと渋い顔になる。
……支部長らしい行いが苦手。どちらかというとPC1向きな性格をしている。アリゼーちゃん的な。
いわゆる「つめたい」支部長はある程度猫を被っている状態で、わりと正義感が強い。
……だが『安寧を侵される』ことに対してトラウマがあり、拠り所とする場に対する忠誠はある程度あるが、
それはあくまで自身、そして親しい他者の身を守りたいというものに過ぎない(と思っている)。
いわゆる滅私奉公的な「正義の味方」にはなれないと自分で自覚しており、
「アタシは結局、自分の得になることしかできねェんだ」と半ば自嘲気味に語る。

良くも悪くも"普通の人間"、それが賀茂泉茜である。

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