容姿・経歴・その他メモ

UGNエージェント榊陽菜（さかきひな）の複製体。彼女が優秀だったために、あるUGNのプロジェクトとして、彼女の複製体を作り出し強力な兵器とする計画が立てられていた。研究を行っていたプロジェクトグループは、本人である、榊陽菜が所属するチームにかぎつけられ、そのまま計画は阻止、凍結されている。
そしてそこで保護された、複製体。それが、現在の榊志乃だった。

プロジェクトを行っていたUGNの研究施設から助け出された後、検査を受け、志乃は陽菜に引き取られた。
その後、“妹”として共に暮らしつつ、表の雑誌編集者というカヴァーも勤めながら、自身もUGNに所属し、エージェントとして活動してる。

陽菜と共に任務にあたることが幾度かあったが、その時にそれまで時折感じていた「ある感情」が志乃の中で浮き彫りになる。―――それが、《劣等感》。彼女の複製体であるにもかかわらず、彼女のような力の強さもなければ、キレる頭脳もない。彼女にできるのに、自分にはできない。
似ている、真似（コピー）できている部分と言えるのは顔とシンドロームを少し。果てに結局自分は、彼女の出来損ないで、紛い物であると思うようになる。

姉（オリジナル）の事は、好きだし、感謝もしている。が、同時に嫌いでもあり、憎んでもいる。それを隠すかのように、表面上はヘラヘラとしているが、姉関連の事を突かれると精神的に脆い。

シンドロームはソラリス/オルクス。限定的とはいえ、陽菜がその身に宿すハヌマーンのシンドロームを扱うことができる。彼女が自身の領域を展開するとき水面を打つ波紋のように領域が広がる。

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