幼い頃に親に連れて行ってもらった科学館で宇宙の神秘に惹かれて、それ以来宇宙に関する図鑑などを集めるようになった。とりわけブラックホールに強い興味を持ち、いつか自分でその謎を解明することを夢見ていた。両親もそんな真理を応援し、宇宙関連のグッズを揃えてくれた。
　小学生になるとその思いはますます強くなり、周りの女子の間では可愛いもの(プリキュアとかサンリオとか)や恋バナ(クラスの格好いい男子やジャニーズなど)などの話題で持ちきりだったが、真理は宇宙の真理にしか興味がなかったため、周囲からかなり浮いていた。幸いいじめなどはなかったが、友達が出来ることはなかった。また、遊園地などのテーマパークにはみじんも行きたがらず、科学館や天文台へ行きたがった。かなりの頻度で訪れていたためそこの職員にも顔を覚えられており、学校では教えられなかった色んな話を聞くことができ、その時間が何よりも楽しかった。そしてある日、突如として脳裏に天啓がひらめく！真理は宇宙の真理の一端を垣間見ると同時にオーヴァードに覚醒したのであった。
　中学生の時に弟が生まれ、宇宙にしか興味のなかった真理は初めてできた兄弟と接して母性が爆発、ブラコンを拗らせ毎日過保護なのではないかというほどあれこれと世話を焼くようになった。弟が成長し話が出来るようになると、目に入れても痛くないという様相で可愛がっており、魔眼にニュートと名付ける始末...。家を離れるときはいつも後ろ髪を引かれる思いで出かけている。

将来の夢は科学者。

HO2　指定ワークス　UGNチルドレン
指定ロイス　PC1　P自由/N自由
　君は最近新規覚醒したPC1を監視するためにN高校に転向してきた。N高校での生活にも慣れてきて、PC1にもジャーム化するような気配が現れない為君にも日常を過ごすような余裕が生まれてきた。そんな中君に支部長から連絡が入る、さあ仕事の時間だチルドレン。

「みんな空を見上げるのが少なすぎるよ。地上に縛られちゃってるね」
「ニュート、飛ぶ準備だ」
「ちょいと浮かんでみるかい？」
「重力の特異点を解き放つよ！」
「さ、仮眠から復活だ」
「宇宙の真相は、お茶を飲みながら何気なく散歩をしてるときに降りてくるんだから不思議なものさ」