容姿・経歴・その他メモ

　常にフルフェイスマスクと気体洗浄機を装着している女性。画像は二年前の副隊長の頃の物。声は穏やかだがフルフェイスマスクのせいで表情が一切見えず、油断ならない不気味な雰囲気を漂わせている。
　UGNレネゲイド災害緊急対応班『マルコ』の隊長を務めている。マルコ班は隊長と副隊長含み実働隊員12名、医療班30名、技術班30名の計72名から成る、レネゲイド災害救助を主任務とする部隊である。ただし実働隊員には一定以上の戦闘能力が求められており、実働隊員12名はいずれも劣らぬ強者揃いとなっている。

　過去に古代種のジャーム『フンババ』によるレネゲイド災害に対応した際に『フンババの吐息の呪い』と通称されるエフェクトを受けた事によって呼吸器系が不可逆に変質、吐息が毒ガスになってしまう体質へと変化してしまった。
　常に装備しているフルフェイスマスクと気体洗浄機は『吸う』為のフィルターではなく『吐く』為のフィルターである。

　能力は自身の身体及び触れている物を塵へと分解、無機物へと再構築する能力。元に戻す事も自在であり、かつ分解と再構築に要する時間は一瞬。構築した無機物は短時間しか持たない物の動かす事も自在である。長さに関しても間の『地面』を継ぎ足す事で理論上は知覚できる範囲全てへと届かせることができる。これらを利用する事によって刀を抜刀した瞬間に刀身を『自在に伸縮して思う様に動かす事が出来る四本の刀身』へと変化させて対象を切り刻み、納刀と共に元の形へと戻す事によって『一瞬にして視界内の物を四度斬る抜刀術』を行うことができる。ただし武器その物への負荷が非常に高いので濫用は出来ない。乱発すると強度が元に戻り切れずに壊れてしまう。
　また自分の身体を分解して物体に忍ばせる事で無機物の中に潜伏する事も可能であり、同様の方法によって壁をすり抜ける事も出来る。これらの能力の延長で自身の身体をある程度自在に改造する事も出来るので環境適応能力も極めて高い。
　武器その物を分解、同化、延長して振り回す都合上、レネゲイドウィルスに強く感染している物品は相性が良く無ければ反発してしまうので上手く扱う事が出来ない。その為、EXレネゲイド武器はあまり使いたがらない。

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