《螺旋の悪魔》によって旋律を切り替える
攻撃時は一見すると歌を歌っている、あるいは
笛を吹いているのにその旋律を聴くことは出来ない
敵対者の頭の中にだけ破滅を告げる
旋律や言葉が輪唱のように響き渡るため
内部破壊的な感じ
外見は Silent / 聴こえる者には Siren

あなたの頭に直接話しかけています

◆ホリフィック
　CRC14指定「人を模したからくり人形」
◇動力をレネゲイドに切り替えたことで
　本来の駆動方式（水銀や人の血）を使用せずに済んでいる
◇動力を切り替え、人を模倣することで
　本来の機能（宿命/集合精神）から逃れ得た
　自動人形から人の枠に入ったが、
　所詮は人を模したまがいものに過ぎない
　無意識的な帰属は自動人形の方に存在しているため、
　人の枠を外れて堕ちる方（＝ジャーム化）へ行こうとする
　ゆえに不安定

▼佐崎の場合
◇モチーフ：迦陵頻伽
　極楽に住み、美しい声を持つ空想上の生き物
　上半身が人、下半身が鳥
　ないしは有翼の菩薩像で描かれることが多い
◇歌う人形
　狂気に憑りつかれた老人による制作と伝えられる
　実際は無害で一般的な老人の作で、
　神のいたずらによって生命と狂気を得た存在
　制作開始年は1938年
　美しい歌を人々に聞かせるために作られた絡繰り人形
　戦況の悪化と共に制作は一時中断
　完成は終戦後、物資がある程度自由になった1969年ごろ
　試しに演奏したところで製作者を含めた家族全員が発狂
　※既に｜邪神因子《レネゲイド》へ汚染されていたため
　幽霊屋敷として立ち入りが禁じられた
　　⇒ライフパス出自「幽霊屋敷」
◇ノーデンス
　いたずらでヰ都音の旋律を変えてしまった張本人
　人々の発狂を見届けた後、
　更なる神のいらずらでヰ都音に
　更なる旋律と生命を与える
　こうして自動人形をベースに人の生を得た

◆オカルトマニア
　実はパーツに欠損がある
　「いわくつき」のものであるらしく、
　それを見つけるために日々オカルト情報を漁っている
　　⇒Dロイス「武器を内蔵することができる」
　あるいは無意識的に狂気の淵へ
　触れることで自我を保とうとしている、
　ないしは自動人形へと戻ろうとする作用

◆宇宙友愛協会
　有益情報が集うからと使っていたが、
　居心地が（かなり）いいらしく気に入っている
　HNはあるものの、だいたい「小生さん」と呼ばれている

◆佐崎
　ミソサザイの古語「さざき」
◆ヰ都音
　迦陵頻伽の別名「逸音鳥」
◆mere prelude
　みあ・ぷれりゅーど
　ほんの序章
◆MENE, MENE, TEKEL, UPHARSIN
メネ、メネ、ケテル、ウ・パルシン
”汝、主の前に量られ、目方が足りず、主の基準を満たさない者。
　その治世は終わり、国は分割される。”
カルデアの王・ベルシャザルに下された滅びの神託

[ Sロイス ]・古井戸 集　✅面白い / □不安
・オカルト　✅執着 / □偏愛
・土御門 いつき　✅友情 / □無関心
・藤見マンション　✅好奇心 / □不信感