容姿・経歴・その他メモ

能力ルーツ：魔女

「ふふっ　とても珍しい検体でしたわね」「おかげでこの通り、彼の｜思い《死肉》も受け継ぐことができました―――」

◆概略
いくつかの｜魔女集会《サバト》を母体としたFHイリーガルの寄り合い"｜魔女の輪《ヘクセンサークル》"、その集会を束ねる魔女、それが天久アダミだ。
"邪神の心臓"という巨大組織からすれば魔女集会は外様に近く、しかして明確に一個の強大な母体を束ねる大導師である。
魔女とは善悪を意に介さぬ者ども、邪悪を為し、平穏を乱し、そうして位階を積み上げた果てにこそ―――我らの｜真理への到達《グランドオーダー》、旧支配者の超越は成し遂げられる。少なくとも、彼女たちはそう信仰している。

◆性格
魔女としては珍しく、物腰柔らかで、他者に敬意を払い、気を使い、誰にでも優しく接する女性。
ただしそれは、人類に対する「いずれ旧支配者を越える至高の新種族」という認識があってのことであり、本質的には偉大なる資源に対する敬意ともいえる。
特に、その能力もあって死者への敬意は紛れもない本物であり、だからこそ始末に負えない魔女である。

◆能力
接ぎ木、グラフティングと呼ばれる植物の生育技法がある。
植物の茎枝を、違う植物へと移植し、その性質を混合させる交配技術の一種だ。
彼女はそれを、ノイマンの知性とモルフェウスの解析力、そして魔女としての邪法によって、「他者の死肉を使って行う」。

曰く、人類の際たる形質は技術の伝承、言語による理解、様々な環境への適応性である。「故に、そうした」。
彼女からすれば、死肉を漁るその行為はまぎれもない先人たちへの敬意である。
数多のUGNエージェント、果ては死に絶えたFHの大導師からも多くの死肉を"継承"してきた、無論、無断で。
全ては交配による人類の進化の探求である。

そしてそんな彼女が、その"新種"に目を付けない理由はなかった。
人類でもない、それでいて既存の知識体系にない新種。
シャルヴが表舞台に現れてから少しの間、彼女たちのサバトが滅びるまでの猶予期間、それだけの時間があって、その"検体"を継がぬ理由など。

彼女はN市の｜FH《サバト》の最後の生き残り、そして数多の死肉を継ぎ接いできた人類の標本、新たなる超越種の形を記す最新なる教義―――"｜接木の経典《アートグラフト》"である。

◆ビルド
ヴァリポン舞踏によるアタッカー、OP時点から4dx+44で殴ることでイベイジョンを乗り越える算段
小型ロケットランチャー、神機妙算により範囲攻撃を構える、足りなければフラググレネードの購入を狙う
PC1君のバフはシュガーラッシュが主な目当て、攻撃力60、達成値83に達する

攻撃力は控えめだが、《操り人形》によるダイス破壊、《砂塵の帳》による攻撃対応を構えて敵の妨害性能を確保している
また魔術書についてはフレーバーに近いが、占術によってPC1君を占っていきたい心

◆フレーバー
Rバランサーや最強の一振りなど複数の組織からエンブレムを取得し、さらに｜取り憑かれしもの《ポゼッスド》経由でグレイプニルまで取り込んでいるため、それを表現するために数多の死肉を継ぎ接ぎしてきた接ぎ木女という形になった。

名前のアダミは、接ぎ木キメラの"アダミー"という花から引用。
各種コンボは、継ぎ接ぎした死肉から得た技術、技法、術式などを使っているイメージ、なので全てに｜接ぎ木《グラフト》の名が付いている。

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