容姿・経歴・その他メモ

年齢17歳の普通の女の子。
一般の女性よりも背が高いことを少し気にしているが、モデル体型であり美人なことから、周りの女性からは羨ましがられることが多い。
髪は茶髪でボブぐらいの長さ。

──経歴──
父親の名前は「永川　英二」。生前になくなってしまい、父親がどういう人だったのかはわからない。
母親の名前は「永川　綾子」。女で一つで綾を育ててきた。母は元々UGNのエージェントで、綾を妊娠してからはエージェントを離れ、現在はイリーガルとして活動している。

恐らく、父もエージェントだったのだろう。だが、母からは「交通事故で亡くなった」としか聞かされていなかった。
現に、母が何をして、どうやって生計を立てているのかわからなかった。
だが、綾がエージェントになった今、綾自身薄々と感じているのだろう。母親もまた、オーヴァードだということに。

綾は生まれた時からオーヴァードだった。父と母から受け継がれてしまったのだろう。が、力は弱く、反応は見られるものの、目立った発現反応はなかった。
ある日、綾自身も覚えていないのだが、学校にて力が暴走する。父親がいないこと、そして母親への侮辱。クラスメイトの執拗で過度なその攻撃は、彼女の怒りを爆発させる。
その力は、ハヌマーンの力ではあるが、他のシンドロームの力が重なっていた。
オルクスとソラリス。彼女は、トライブリードであった。故に、個々の力が弱く、目立った力は発揮されていなかったのだ。

その後しばらくは、平穏な日々を過ごしていたが、母はまだ力を制御できていない綾の身を案じ、決意する。かつて共に行動していたことがある「玉野椿」、そしてUGNの全てを管理する「霧谷雄吾」へと連絡をいれる。
「私の娘を頼みます。信頼できる、あなた方二人に。」
そうして、綾はUGNチルドレンとして、UGNへと所属されることとなる。

──幼馴染「御影黄鬼」について──
彼とは、幼少期からの幼馴染で、とても仲が良かった。
いつも同じグループで遊んでいた。公園でかけっこや鬼ごっこをしたり、一緒にゲームをしたり、いたずらしたり。
だが、大きくなるにつれ、そのグループから一人、また一人と離れていった。
しかし、御影黄鬼だけはずっと一緒にいた。
学校での暴走の時も、御影だけは綾の味方であった。
今思えば、御影もその時から、オーヴァードだったのかもしれない。

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