容姿・経歴・その他メモ

「バッドニュースがやって来たぜ……ちと臭かったか？」

かつてボクサーだった青年。
日本人離れした体格と天性のセンスをもってしてアマチュアで経験を積み、日本人初のヘビー級世界王者を目指せる逸材……とも言われていた。
現役時代はその荒々しいファイトスタイルから「バイソン」と呼ばれていた。
若いころは荒れた日々を送り、喧嘩に明け暮れていたがその時ボクサーのしての才能が開花した……といわれているが、真実は違う。
幼い頃よりツイていないタイプで荒れた地域で暮らしていたせいか、何かと問題に巻き込まれていたのが本当のところ。
覚醒もプロテストの会場に向かう途中でUGNとFHの戦闘に巻き込まれ、訳も分からずFHを撃退し、プロテストにたどり着けなくなってしまった。

「俺がツイてないって？　俺と戦う以上の不運を俺は知らんね」

その経歴からか達観したような、斜に構えたような態度が目立つ。
が、どれだけ格好つけていても遺産と生来の不運のせいでそれがキマることはそうない。
鍛えた肉体と技術に自信を持ち、努力が己を裏切らないように続ける大事さを知っている。
遺産を胸ポケットに入れているが、戦闘中でもそれが"不運にも"身を離れることはない。

オーヴァードになっても変わらずボクシングを使う。
スタンダードなテクニックを習得しているが、天性のセンスと膂力やバネを自在に操り、有り得ない角度からの打撃を得意とする。
ステップインと同時に、ストレート・スマッシュ・オーバーハンドフック・ボディへの打ち下ろしの四種に変化するパンチがフィニッシュブロウ。

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