約十年以上前に神輿島の周辺海域にで起きた、とある海難事故、その唯一の生き残り。
海岸に打ち上げられ、左腕が異形化している状態で発見されたため、速やかに駆けつけたUGN職員によって保護された。
その後身元は判明したが両親は事故中行方不明、本人も記憶の大半を失ってしまったため、UGN神輿島支部に引き取られことになった。

このような経歴ゆえか、助けてくれたUGNという組織に強く恩義を感じており、また他人の不幸を極力になくそうとする強迫観念が見られる。
神輿島にいた頃まだこの傾向は強くなかったが、上京をきっかけに徐々に明らかになった。
自らの身を削ってなお困難な任務を成し遂げ、能力を買われる一方、精神的な摩耗と疲弊が積み重ねていく。
やがて最後の任務にで不調が起きた。任務自体は遂行されたが、彼は最後の最後に倒れてしまい、約三日間昏睡状態に陥る。
この状況を重く見た"リヴァイアサン"霧谷雄吾は（半ば強制的に）、彼に療養するように異動命令を出した。

基本能力はキュマイラシンドロームによる桁違いの怪力、それ以上でもそれ以下でもない。
左腕にEXレネゲイドに感染している剣を融合しており、戦闘時にそれを分離させて武器のように扱うのが可能。
また奇妙な黒炎を呼び出し、攻撃に加勢させることもできる。
長い間にエグザイルとサラマンダーの能力だと思われていたが、UGN本部によって再検査した結果、キュマイラ/ウロボロスであることを判明した。
現状その能力に不確定なものが多いため、帰郷するように命じたのは、そこの経過観察も含まれていた。