容姿・経歴・その他メモ

UGNチルドレン、かつ現UGNエージェント。
厳密にはその能力や境遇によって保護されたUGNチルドレンではなく、UGNの管理下にあった子供である。

心理療法士である父親である「壇上雄輝(だんじょう ゆうき)」が情報秘匿のためにUGN専属となった際、共に生活環境をそちらに移行した。母親がアイドルであるがゆえに、その家族にマスメディアの手が及ばない環境に移行できる、UGN側としてもまだ体制が安定しない時期に管理下に入ってくれる、と両者の都合が一致したことで同年代のUGNチルドレンたちと生活を共にすることになる。
学術的な知識は皆無でありながら、耳にした人物の心を安らげる『歌』は施設内の大人から子供まで人気があった。その歌は特に孤独感や閉塞感を感じる人間と相性がよく、自分なりに出来るセラピーとして父親と同様の心理療法士を志すようになる。なかなか会うことができない母親も電話にてその『歌』を褒めてくれることもあり、自分の価値をそこに見出していたのである。

そんなある日、裏方仲間であり技術スタッフである「志渡信人(しど のぶと)」が『歌』の録音を手伝ってくれることになったが、録音機材が故障してしまうトラブルに見舞われてしまう。その場に合ったオーヴァードの検査測定装置をこっそり改造し、代用して録音を行うが、それによって無自覚に覚醒していたオーヴァードであったことが発覚する。
人々を魅了していた『歌』の正体は。ソラリスの能力によって無意識下に生成されていた幻覚作用のある成分を、ハヌマーンの能力によって音という波に乗せて散布していた……というものだったのだ。

これによって裏方の一般人であった綾瀬は、一転前線に立つUGNエージェントとなった。
霧谷雄吾とは幼少期からの顔見知りであり、一般人として扱われていた頃からエージェントへと転向した今に至るまで、その激変する立場対して気を配ってくれたことを感謝している。どの立場においても、その配慮に報い尽力しようという気持ちは変わらない。

平素は研究班に混ざっていることもあるためカジュアルなスクラブを着用しているが、戦闘を踏まえた活動時は特注のアイドル衣装のような目立つ服を着用する。青白いサルビア(・ディビノラム)をモチーフにしたものである。
訓練を積んでいないので戦闘は不得手だが、その平和を願った『歌』は狙ったオーヴァードやジャームに作用し、そのレネゲイドウイルスを減衰させ、肉体の生命活動を減衰させる。やがてそれは眠ったように静かに、対象を制圧する子守歌となるだろう。

イメージ元:アヤ・エイジア

履歴

▼過去ロイス
#1『Crumble　Days』

同僚:志渡信人(しどのぶと) 〇連帯感/不信感
→「あなたの想いは本物だったのにね、死んじゃったら意味がないじゃないの」

監視対象:矢神秀人(やがみしゅうと) 好奇心/〇猜疑心
→「ほらね、君も敵だった」

セッション履歴