“干天の慈雨”雨天美琴
プレイヤー:空蝉時雨
- 年齢
- 30
- 性別
- 女
- 星座
- 水瓶座
- 身長
- 小柄
- 体重
- 軽い
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGN支部長C
- カヴァー
- UGN医療班兼支部長
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- オルクス
- モルフェウス
- オプショナル
- ソラリス
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 8
- 財産ポイント
- 8
- 行動値
- 8
- 戦闘移動
- 13
- 全力移動
- 26
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | (100)親はUGNと私を裏切った大罪人である。「私は違う」という事を証明しなければ・・・ | |
|---|---|---|
| 犯罪者の子 | ||
| 経験 | (46)とあるレネゲイド災害の際に、彼女のOVとしての能力によって多くの人命が救われた。 | |
| 大成功 | ||
| 邂逅 | (73)出来るだけ多くの人に貸しを作ろうとしている。それは心の平穏を得る為。「私は善人である」と自他共に認めさせる為。 | |
| 貸し | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | (9)きっと私の力にはもっと先がある。医学は飛躍し、もっと沢山の人が救える筈だ。 |
| 探求 | 14 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | (6)親の所業を思い出す度に吐き気がする。あれを拒絶する為だけに私は今を生きている気がする。 |
| 嫌悪 | 15 | |
| 侵蝕率基本値 | 29 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 3 | 精神 | 2 | 社会 | 3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+2 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 2+1 |
| ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | |||
| 回避 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | 1 | ||
| 知識:医療 | 2 | 情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| D | 起源種 | ― | ※侵食率効果表を専用の物に変更。 | ||||
| 両親 | 亡き父と母 | 尊敬 | / | 嫌悪 | 私の根源には両親への嫌悪。彼らを否定する事が、私を現実に引き止めてくれる。 | ||
| 部下(PC) | ナイン | 庇護 | / | 疎外感 | 私のかわいい部下の中で、とりわけ優秀な彼。私が君を守るよ。 | ||
| シナリオ | 譜代 稔 | 尽力 | / | 隔意 | 正しい選択をしましたね。私を頼って正解ですよ。 | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (Lv)D点HP回復。HP回復分侵蝕値上昇。 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| 妖精の手 | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | ― | |
| 対象が判定のダイスを振った直後に使用する。対象の判定のダイス目ひとつを10に変更する。このエフェクトは対象が判定を行っている最中にも使用できる。1回の判定に1回まで。1シナリオLV回。 | |||||||||
| ハンドリング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
| シーン登場時に使用。貴方の代わりに支配化の動物を登場させる。そのシーンの間、〈知覚〉判定の達成値を+[LV×3]にし、《アニマルテイマー》の使用ができない。貴方と動物は能力値、ダメージなどを共有する。 | |||||||||
| 砂の加護 | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | ― | |
| 対象が判定を行う直前に使用する。その判定ダイスを+[LV+1]個する。 | |||||||||
| 支配の領域 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 6 | ― | |
| 1シナリオにLV回。対象が判定のダイスを振った直後に使用する。対象の判定のダイス目の一つを1に変更する。このエフェクトは対象が判定を行なっている最中にも使用できる。1回の判定に1回まで使用できる。 | |||||||||
| 砂の鎧 | 4 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 自動成功 | ― | 視界 | 2 | ― | |
| そのシーンの間、対象の装甲値+[LV×2]。 | |||||||||
| 雨粒の矢 | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | シーン(選択) | 視界 | 3 | ― | |
| 攻撃力:+[LV×2]の射撃攻撃。《コンセントレイト》を組み合わせできない。 | |||||||||
| 癒しの水 | 4 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 自動成功 | ― | 視界 | 2 | ― | |
| 対象のHPを[(LV)D+【精神】]点回復。 | |||||||||
| 中和剤 | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 自動成功 | ― | 視界 | 2 | ― | |
| 対象の受けている暴走以外のバッドステータスを全て回復。 | |||||||||
| 地獄耳 | 1 | ||||||||
| 麗しの容貌 | 1 | ||||||||
コンボ
遍く癒す慈雨
- 組み合わせ
- 砂の鎧4+ 雨粒の矢1+癒しの水4
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- シーン(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 7
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- ~79%
- 2
- 10
- 1
- 2
- 80%~99%
- 2
- 10
- 1
- 4
- 100%~149%
- 2
- 10
- 1
- 6
- 150%~
- 2
- 10
- 1
- 8
- 2
~79%:対象装甲値+8、対象HP[4D+2]回復
80%~99%:対象装甲値+10、対象HP[5D+2]回復
100%~149%:対象装甲値+12、対象HP[6D+2]回復
150%~:対象装甲値+14、対象HP[7D+2]回復
※装甲値はシーン持続。
※《中和剤》追加で侵食値+2。合計9。
※《砂の鎧》無しで侵食値-2。合計5。
雨の加護
- 組み合わせ
- 砂の加護2
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 3
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
対象が判定を行う直前に使用する。その判定ダイスを+[LV+1]個する。
~79%:判定ダイス+3個
80%~99%:判定ダイス+4個
100%~149%:判定ダイス+5個
150%~:
支配の領域
- 組み合わせ
- 支配の領域2
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
対象が判定のダイスを振った直後に使用する。対象の判定のダイス目の一つを1に変更する。このエフェクトは対象が判定を行なっている最中にも使用できる。1回の判定に1回まで使用でき、1シナリオにLV回まで使用できる。
~79%:2回
80%~99%:3回
100%~149%:4回
150%~:5回
「でませい!おいなりさま」
- 組み合わせ
- ハンドリング1
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 1
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
シーン登場時に使用。貴方の代わりに支配化の動物を登場させる。そのシーンの間、〈知覚〉判定の達成値を+[LV×3]にし、《アニマルテイマー》の使用ができない。貴方と動物は能力値、ダメージなどを共有する。
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 0
| 164
| 0
| 0
| 164
| 0/164
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「傷付けば癒し、病めば治します」
「だから・・・私の目の前で死ぬ事は決して許しません」
雨天美琴とは
天涙(てんるい)市にあるUGN天涙支部の支部長を務める女性。彼女をいつ見かけても、花柄の訪問着に身を包み、常に番傘を携えている姿しかみられない。柔和な雰囲気を漂わせ、支部内の空気を和ませる。
任務の際は彼女を補助する狐「おいなりさま」を同行させており、「天気雨×和装の女性×狐」となんとも幻想的な光景を織りなしている。
彼女の専門技能とOVとしての異能はどちらも治癒に特化しており、それが理由か天涙支部内の医療班(ホワイトハンド)を兼任している。
戦闘スタイル
専ら味方の救援や補助に徹している。
彼女は能力により広範囲に天気雨(遍く癒す慈雨)を降らせる事ができる。この雨には癒しと護りの力があり、視界に映る味方全員を対象にした同時治療と装甲付与を可能としている。(注意点として、この雨は一度体内に入らないと効果を発さない為、雨粒が体内に侵入する際に針に刺された様な痛みが走る)
その他にも、雨粒を操り味方の行動を補助する《雨の加護》等のサポートに特化したエフェクト構成となっている。
また、いつも引き連れているAオーヴァード「おいなりさま」を単独行動させ、代わりに雨天美琴のエフェクトを行使させる事ができる。これにより、二手に分かれた部隊を同時に支援する離業も可能としている。但し、異常な速度で侵食が進む為、ジャーム化する確率が上がるというリスクを孕んでいる。
周りからの評価
彼女が同行する任務おける戦闘員の損失(ジャーム化含む)は極端に少ない。戦闘時の彼女のサポートに助けられた人間は多く、有事においての信頼度は高い。平時においても非常に部下思いな行動が多々見られ、そのお陰か支部内の人間の彼女に対する忠誠心は高水準である。
しかし、彼女の支部長就任以前から支部にいた古参のエージェント数名は、彼女に対して微妙な態度をとっている。仲が悪いという事は無いが、上司と部下という関係以上の距離感を逸脱する事もないといった感じである。
原因は彼女の過去・・・にあるらしいが、古参メンバーがそれについて言及する事はほぼないだろう。
彼女の優秀な部下「ナイン」
彼女には部下の中で、取分け目を掛けているナインというUGNチルドレンの少年がいる。他の部下が嫉妬する程に特別可愛がっており、支部長に有るまじき不公平さと言わざるを得ない。これには理由があり、雨天が支部長になったばかりの頃に、ナインはFHの物と思われる研究施設で人体実験の検体として保管されていたのを彼女に救出された経緯がある。それから雨天支部長は実の子供かの様に育てた為、つい贔屓してしまっている様だ。ただ、ナインはそれに見合うだけの成果は上げており、支部内一優秀な職員である事を示し続けている。
ナインの秘密
彼は支配型のレネゲイドビーイングである。
とあるマッドサイエンティスト達による人体実験の犠牲となった9人の子供達の集合意識がRBとなった存在。雨天美琴はこの事を隠蔽しており、UGNチルドレンとして登録している。
ウテン・ミコトの述懐
私の両親はUGNに協力している医者であった。私が物心付いたころから彼等はジャーム化を抑える為の研究をしていた。二人ともオーヴァード(OV)ではなかったが、OV達に等しく訪れる可能性がある「ジャーム化」という悲劇を憂い、わが身の事のように研究に尽力していた。私は両親を尊敬していた。私も両親の様な医者になりたいと父に将来の夢を語ったら、「別に医者じゃなくても良いんだよ。今のミコトに出来る形で他人を助けられる人間になりなさい」と言った。幼い私は父の返答に不満を憶えつつも、深く心を打たれ感動していたのを今でも憶えている。現に、その日から私の行動指針になり、今もそれは私の中に生き続けている・・・「呪い」として。あの言葉が「自分に出来る」と確信したら禁忌にも手を出す悪魔から放たれたものなのだと知ってからは、それは呪いとなって私を苛む様になった。
私たち家族の運命が狂い始めたのは、“私がレネゲイドウイルスに感染・発症し、オーヴァードに覚醒した時”からだ。
その日から、両親は“医者”ではなく“研究者”となってしまった。医者として今助けを求める人々に手を差し伸べる事は無くなり、いずれ到来する“悲劇”に怯え、それに備えて研究に没頭する様になったと言えば分かりやすいだろうか?
両親が怯える悲劇とは、きっと「愛娘のジャーム化」だったに違いない。OV達の未来を自分の事のように憂いていた人達だ。身近な人間が“そうなるかもしれない”と知った彼等の衝撃は想像に難くない
しかし当の私といえば、そこまで深刻に悩んではいなかった。むしろ力が手に入った事で、「沢山の人間を救える」と内心喜んですらいた。むしろ、私がショックだったのは、両親の変わり様だった。私が尊敬していた人達とは程遠い姿に心を痛めた。
ある日、UGNからのスカウトが来た。「UGNのエージェントとして、レネゲイドのコントロール方法を学び、将来はオーヴァードが人間社会と共存できる世界を構築する為に力を貸して欲しい」というものであった。私は両親の猛反対を撥ね退け、半ば家族から逃げる様な形でUGNに加入した。その日から両親とは次第に疎遠になっていった。原因は私が父と母を避ける様になったからだ。OVとなった“今の私”を両親が否定している様に感じ、顔を合わせるのが辛くなった。
数年の月日が経ち、私は成人し、所属していたUGN医療班「ホワイトハンド」にて職務を全うしていた。その最中に事件は発生した。FHによる「アールラボ天涙市研究所襲撃事件」。数名のUGN職員の犠牲を出した後に収束したが、被害確認の為の調査の過程で恐ろしい事実が判明する。両親の事件への関与を示す証拠がいくつも発見されたのだ。
FHへの情報漏洩、違法な人体実験の記録、実験の犠牲となった人々のリスト・・・。
嘘だと思いたかった。あの善良な人達がこんな事をする筈がない。そんな想いは、国外逃亡を図っていた両親が空港で捕まったという報せを受けた時に潰えた。襲撃事件の際に焼失したと思われていた機密文書や実験データの数々を所持していた事が決定打となり、彼等は捉えられた。私は裏切られたのだ。尊敬する医者であった筈の両親は、目的の為なら他人の命も厭わないマッドサイエンティストと化していた。私にも一時容疑が掛けられ拘留されたが、すぐに釈放された。でも、出る頃には私がこれまで築き上げた信頼は完全に崩れ去っていた。犯罪者の子。人殺しの娘。悪魔の落とし子。周囲からそう囁かれる様になったのだ。あの時ほど自分の地獄耳を恨めしいと思った事は無い。
私の慈善行為は贖罪へと成り代わった。立つ瀬のない私には両親がこの世に残した悪しき所業の成果を悉く葬り、「悪魔の子が悪魔ではない」という事を周囲の人間に証明する必要があった。
両親が各地に作っていた秘密研究所を探り出し、生み出された実験体や設備を破壊して回廻った。レネゲイド災害等の危険且つ大規模な任務に医療班として積極的に従事し、仲間や民間人を沢山救った。全ては自己保身の為に。
そうこうする内に、私はUGN支部長というそれなりの立場を獲得していた。私を腫物扱いした上司は居なくなり、私を恨む同僚達は口を噤む。代わりに、私を尊敬してくれる若い部下達が周りに集まった。そして、私の心の在り方は醜く歪んでしまった。
「この居心地の良い場所を誰にも奪わせない」それが今の私の行動指針。私が他人を救うのは、自分を良く見せる為だ。
雨天美琴の秘密
なぜ両親はあんな事をしでかしたのだろうか?
それは分からない。
でも、両親が悪魔になった原因なら分かる。
私がオーヴァードになったからだ。
感染は誰にも避けられない?
発症は時間の問題だって?
違う。違うの。こればっかりは、全て私の責任。まぎれもなく、私の過ちによって私はレネゲイドウイルスに感染した。少なくとも、もっと感染する時期を遅らせる事は出来た筈なのだ。
私が感染したレネゲイドウイルスは、通常の物ではない事がUGNの定期健診で判明した。「起源種」と呼ばれる珍しいもので、現代においては普通の生活をしていれば感染する事はない代物らしい。感染するとしたら、起源種を研究する施設や古代の遺跡に立ち入る、或いは起源種に感染した人や物に触れた時だ。私は感染経路に身に覚えがあった。
実家にあった両親の研究室だ。あれほど両親に口酸っぱく「入るな」と言われていた部屋に、私は無断で忍び込んだ。何故なら両親を尊敬していたからだ。両親の様になりたいと考えていた幼少期の私は、研究内容を調べる為に、小さなハンディライトを持参して部屋を探っていた。その時、何かの実験器具で私は切り傷を負った。
大した怪我では無かった。だが、感染するには十分だっただろう。今思えば、傷の治りが早かったのも、感染と同時に発症していたからなのかもしれない。両親に気付かれる事は無かった。
両親を悪魔にしたのは私だ。
私の一時の出来心がこの事態を招いたのだ。
履歴
作成条件
使用可能サプリ:上級.EA.IC.HR.LM
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
| 1 | 初期作成 | 4 | ヤーク卓 | ||
| イージーエフェクト用追加経験点。 | |||||
| 2 | 初期作成 | 30 | ヤーク卓 | ||
| 追加経験点。 | |||||