ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

薄氷 永遠 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

双星合一(デュアル・ワン) 薄氷 永遠(うすらひ とわ)

プレイヤー:よるにふる

年齢
17
性別
星座
天秤座
身長
155
体重
血液型
ワークス
カヴァー
ブリード
クロスブリード
シンドローム
オルクス
ウロボロス
HP最大値
33
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+109
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 “わたくし』は
天涯孤独お嬢様
経験 『ソレ”と
別離
邂逅/欲望 成る
自分自身
覚醒 侵蝕値
18
衝動 侵蝕値
闘争 16
侵蝕率基本値34

能力値

肉体5 感覚2 精神3 社会2
シンドローム0+1 シンドローム1+1 シンドローム1+2 シンドローム2+0
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長3 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵6 射撃1 RC 交渉
回避1 知覚 意志1 調達
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 賢者の石

メモリー

関係名前感情
過去で、現在 いまはもう会えない“ソレ』 確かにいた。そして今も。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ヒューマンズネイバー 1 常時 自動成功 自身 至近 RB
衝動判定のダイスをLv個する。侵食率基本値+5
オリジン:レジェンド 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 RB
そのシーンの間【精神】達成値+Lv*2
コンセントレイト:ウロボロス 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のC値を-Lv。(下限7)
影の武具:緑の鞭 1 マイナーアクション 自身 至近 2
次の武器を作成し装備する。 【攻撃力Lv*2+2 ガード値1 射程20m】
原初の赤:マルチドリル 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 4
両サイドに装備したドリル(鞭)の攻撃力、効果、命中を合算して計算する。達成値を5-Lvする
オーバーロード 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 3 80%
装備しているドリル(鞭)一つを破壊してその攻撃力をダメージに追加する。
地獄耳 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
お嬢様は地獄耳。誰の耳がダンボですか!
イージーフェイカー:麗しの容貌 1 常時 自身
美は一日にしてならずですわ!

コンボ

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
真影の指輪 35 《影の武具:緑の鞭》で作成する武器の攻撃力を+6する。
ウォーデンソーン 25 《緑の鞭》の攻撃力+7、ガード値+4して二本作製。
『アサルト・コンバット:パターンΔ』 45
アフターライフ:神の落とし子 10 P165 指定→《コンセントレイト》
浸蝕率100%超過時指定エフェクトのレベル+2

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
30 10 69 115 15 239 0/239
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

小学生時代、健康診断を装った検査で高純度のレネゲイドクリスタルを体内に宿していることが判明した現在17歳の少女。
本人と家族の強い希望からUGNの招集を拒絶。代わりに両親が重役を務める四条グループ内でレネゲイドの扱い等を学んだ。
本人が未成年ゆえに流れのまま四条に囲い込まれることを両親が拒否したため、成人まではフリーランスとして扱われている。
今回の騒動が起きて招集がなされたとき手を挙げた理由は———

「こんな状況じゃわたくしがキラキラできませんわ!とっとと平和をとりもどしてわたくしいっぱいキラキラするんですの!」

こどもである。

詳細設定

前日譚

「いーいーなーいーいーなー、にんーげんーっていーいーなー」

“ソレ”がまだカタチを持たずに“ソレ”でしかない頃に彼女が歌っていた。

「わたくし、この歌きらいなんですの。だって、ねがうだけじゃないですか。」

“ソレ”は“ソレ”のまま、『彼女』の言葉を聞いていた。『彼女』の言葉は、むずかしい。

「だから、わたくしはがんばるんです。がんばっておかあさまに負けない立派なれでぃになって、おとうさまみたいな素敵な人のおよめさんになるんですの!願うだけじゃ叶いませんから。叶えるんですの!ねだるな、勝ち取れ!ですの!」

“ソレ”はやっぱりよくわからない。でも、そう語る『彼女』は左右のくるくるをはねさせて、キラキラしていた。

「あ、もうこんな時間ですわ!おけいこに遅れてしまいますの!」

そうして『彼女』は“ソレ”から立ち去って行った。“ソレ”はやっぱりよくわからない。ただ、ずっとずっと、『彼女』がいた場所に。“ソレ”のまま、ずっといた。


————————————


“ソレ”が待ち続けて、明るいのと暗いのが交互に何度か。そうしたら、『彼女』が来た。“ソレ”はやっぱりよくわからない。けれど、いまだカタチを保ったまま。“ソレ”は“ソレ”として、いつかのように。

「今日もいたんですの?ひまですわね!それじゃあ今日もわたくしがおはなししてさしあげますわ!」

“ソレ”は『彼女』の話を聞く。左右のくるくるをはねさせて、キラキラしてる『彼女』の話を。よくわからないけど、“ソレ”は“ソレ”のまま、くるくるしてる『彼女』のキラキラをカタチを保ったまま聞いていた。


————————————


そうして『彼女』と“ソレ”は何度も繰り返した。会って、去って、会って、去って。いっぱいくるくるな『彼女』はキラキラしていた。“ソレ”はいまだカタチを保っている。またキラキラしているくるくるな『彼女』と会いたいと。“ソレ”は初めて、願いを持った。

「……ごきげんよう」

キラキラしてない。心なしか左右のくるくるもしんなりしている。“ソレ”は落ち着かなくなる。キラキラしていない『彼女』を見るのははじめてだったから。

「今日学校で検査がありましたの。そしたらなんか、わたくしが適合者?とかいうのらしくって。すごく名誉なこと?らしいんですけれど……おとうさまとおかあさまから離れなくちゃいけないとか……。名誉なことなら、おうけするのがいいんですけれど……でも……。わたくし、はなれたくないですわ……。おとうさまとも、おかあさまとも。あなたとお話しできなくなるのもいやですわ……。」

“ソレ”はよくわからない。なんで『彼女』がこんなにキラキラしてないのかって。でも、“ソレ”は思った。こんなのは嫌だって。だから“ソレ”は蠢いて。

「ひゃっ!な、なんかおどろおどろしくなってますわ?怒ったんですの?……いえ、元気づけてくれてるんですの?ふふっ、ありがとうですの。そうですわね、願うだけなんてわたくしらしくありませんわ!帰っておとうさまにお願いしてみますわ!わたくしはなれたくありませんって!」

彼女は、キラキラしてくれた。“ソレ”はよくわからない。でも、いやじゃなくなった。去っていく彼女を見る“ソレ”はいつもどおり、カタチを保ったままだった。


————————————


「ごきげんよう!やってくれましたの!おとうさまが断ってくださるって!これでおとうさまともおかあさまとも一緒にいられますわ!あなたとあえなくならずにすみましたわ!あ、あくまでついでですからね!勘違いなさらないでくださいましっ!ふっふっふーっ!それじゃあきょうはわたくしのとってお———」

パンっ。“ソレ”にはよくわからない。音が響いたと思ったら、いきなり『彼女』がたおれてきた。赤いものが、ながれてる。

「おいおい、それ実弾じゃねぇの?」
「あぁ?別にいいだろ。こーゆーのはとっとと処理しとくに限るんだよ。UGNのクソどもに漏れる前にヤっとくのがクレバーなやり方、ってな?わかる?そこんとこ。それによぉ、ある意味慈悲だぜぇ?だって麻酔銃使ったら連れて帰らなきゃなんねぇだろ?そこで実験やらなにやらされるよりここで死んでおいた方がよっぽどいいっておもわねぇか?」
「とかいってて、ほんとはお前ガキやるのがすきだからだろ?」
「ハハッ!せーかーいっ!やっぱりよくわかってんなぁ相棒!」
「うっせぇよ。ほら、とっとと死体かついでずらかるぞ。」
「あ、俺、箸より重いもの持てないんでー」
「うるっせぇ!とっとと仕事しろや!」

キラキラしたくるくるな『彼女』が動かなくなって、別の知らないのが来た。
二人組は彼女に近づいてくる。“ソレ”はやっぱりよくわからない。よくわからないけど、近づかせたくない。そう思った。でも、“ソレ”にはない。カタチはあれど、チカラはない。
“ソレ”はおもった。『彼女』のキラキラを失くしたくない。“ソレ”は願った。『彼女』のキラキラを守りたいと。
“ソレ”は、望んだ。

だから———“ソレ”は喰らった。

「でよぉ、昨日食った女がよぉ」
「はいはい、それはよかったな……ッて、おい、あれ……!」
「はぁ?ちゃんと聞けやボケが。って、なんで死体が黒く……!」


『わたくし、この歌きらいなんですの。だって、ねがうだけじゃないですか。』
ねがうだけで、いちゃいけない。
『だから、わたくしはがんばるんです。がんばっておかあさまに負けない立派なれでぃになって、おとうさまみたいな素敵な人のおよめさんになるんですの!』
おもうだけで、いちゃいけない。
『願うだけじゃ叶いませんから。叶えるんですの!』
叶えるのは、“自分自身”。
『ねだるな、勝ち取れ、でしてよ!』
わかっております。だから———“わたくし』は、叶えますわ。

「“わたくし』がくれたキラキラを、『わたくし”を“わたくし』にしてくれたキラキラを、『わたくし“自身を、失くさない———!」

呼応するは胸の奥。決して折れず、曲がらず、一直線に貫き続ける。
『わたくし』が宿し、今“わたくし”を滾らせる賢者のドリル。
『彼女』と"ソレ"の二重螺旋。今、一つに。

———さぁ、始めましょう?“わたくし』たちの闘争を———


————————————


『彼女』がいつも帰る時間。そこにはいつも通り『彼女"が一人。だって“ソレ”は領域を感知するチカラを無意識に行使していた彼女にしか見えないものだったから。だから、いつも通り。二人組は何時しか消えて、『彼女』を喰らって混ざりあったモノが“彼女』としてあるだけで。ただそれだけで、いつも通り。
そんないつも通りのなかに一つの異物。それは彼女に声をかける。

「探しましたよ、お嬢様。旦那様がお話があるそうです。」

“彼女』は声に応えながら、『ソレ”があった場所へと一瞥したあと歩き出す。
鈴の鳴るような声で、いつかのように。

「でんでんでんぐりがえって———ばいばいばい」


そうして時がたち、彼女は都内の高校に進学した。今日も級友たちの喧騒が耳に心地よい。そんな中、不意に耳を打つ言葉があった。





「———ねぇ、スワンプマンって知ってる?」

設定覚え書き

・検査に引っかかってしまったのは《神の落とし子》の影響。生まれて間もないころに神代グループによる実験によって賢者の石が埋め込まれた。
・神代グループより永遠が引き取られてきたときに子供ができずに養子でもと思っていた両親によって引き取られた。オーヴァードではあるもののオーヴァードとしては前線に立てぬ両親の代わり、前線でも働いていた経験のある執事が経過観察と監視を兼ねて見守っていた。ソレとの融合がなされた後に迎えに来たのも彼。
・血のつながりがないことは永遠も知っており、だからこそ愛情を注いでくれる両親に強くあこがれ、二人のようになりたいと強く願っていた。検査後UGNに出向く話が出た時に永遠が告げた「離れ離れになりたくない、両親と一緒にいたい」という言葉が両親が聞く初めてのわがままだった。
・“ソレ』との合一がなされた後は永遠の変化に両親は気付いているものの、自分たちの愛する子供であるということで受け入れている。ただ自分たちの知らないところで危険があったということで過保護になっていたりも。今回永遠が支部に行くと言い出した時は護衛を雇おうと真剣に悩んだ模様。
・この年齢になっても「お父様みたいな人と結婚しますわ!」と言っているおかげでお父様は結婚せずにこのまま家に居てくれないかなと思っている。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
109 追加能力ユニークメモリーEE
30

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