幼い頃、オーヴァード絡みの事件に巻き込まれた
混乱の中「先に逃げろ」という兄の言葉に咲良は、兄を置いて逃げてしまった
逃げた先で狼狽えていたら、友人が叱咤してくれた
その子はいつの間にか覚醒していたようで、咲良自身も促されるように覚醒する
兄は大事には至らなかったものの傷を負い、その跡は今も残っている
咲良は兄を裏切って逃げたのだと今も後悔している

「厚木萌」「永見昴」「永見蛍」のこと
永見蛍は永見昴を模したレネゲイドビーイングだが、
新たに「蛍」という名前を咲良がつけて改めてお友だちになった

トライゾン・ペッシュ
フランス語で「裏切りの桃」
イザナギがイザナミから逃げる際、桃を投げて助かったことから
兄を置いて逃げたことを忘れないための自戒として名乗っている

日々は忙しく過ぎていき変わらず朝日は昇り、そして沈む。
こんなはずではなかったという後悔をしても遅く、進んだ時間は戻らない。

ダブルクロス　The 3rd Edition
「新刊落としました」

ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

カバー/ワークス：自由 /UGN チルドレン
ロイス：厚木萌（アツキ モエ）
キミは1 年前友人であり相棒でもあった「厚木萌」を任務で亡くしている。
萌はキミに死ぬ間際、自分のノートパソコンのデータをすべて消去してほしいとお願いしていったが、彼女のパソコンは見つからずにそのお願いを聞き届けることが出来ずにいる。
現在市を騒がせている失踪事件の調査中、キミの携帯電話に一通のメールが届く。
それは死んだはずの彼女のサイトが更新された時に届くメルマガだった。

シナリオロイス：格付けチェックの司会
ワークス/カヴァー：自由/自由
貴方はしがないオーヴァードだ。「オーヴァード格付けチェック」という謎の番組に招待され、気づくとお正月番組に出演していた。
出てしまったからには恥をかかずに「一流オーヴァード」の座を死守したまま番組を終えたい。

半年前、ひとりの少女が死んだ。
FHに傾倒する男の手によって殺されたのだ。
だが今になり、少女は再び生を得た。

彼女の存在は真実なのか、それとも夢幻のごとく消え失せる偽りなのか。
蘇った少女の謎を求めて、非日常の世界に住まう者たちが動き出す。

ダブルクロスThe3rdEdition
「Truth or Fiction」

ダブルクロスーーそれは裏切りを意味する言葉。

ロイス：永見昴（ながみ すばる）
推奨感情　P：好意/N：悔悟
クイックスタート：紅蓮の刃
カヴァー/ワークス：指定なし/UGNチルドレン
半年ほど前まで滞在していたUGNの研究所で知り合った少女。それが永見昴だ。
だが、研究所は何者かに襲撃され、彼女は殺されてしまった。
ところが、N市で街に侵入したFHエージェントの捜索任務中に、キミは昴と再会する。
死んだはず彼女が何故、ここにいるのだろうか。

オーヴァードとして生まれた少年少女たち。
特別な力を持ちながらも、
名前すら与えられることなく、
見ず知らずの者たちの平穏のために戦う。

彼らは、自由を望んだ。
ゲームを遊び、スポーツに興じ、コーラを飲む。
そんな、ごく普通の若者たちの自由を。

だが、気づいてしまった。
自分たちは、いつまでもバケモノだということに。
これは、世界の終焉を望む少年少女たちの物語。


ダブルクロス The 3rd Edition
「World End Juvenile」


ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

シナリオロイス:白銀明日香(しろがね・あすか)　推奨感情　P:庇護/N：不快感
クイックスタート:夢の護り手
カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
　UGN日本支部のイリーガルとして任務で送り込まれたのは、オーヴァード能力を持つ少年少女たちの集団、“リベレーターズ”という組織だった。
　自由を謳歌する彼らの中で、キミは潜入中に消息を絶ったという日本支部のUGNチルドレン、白銀明日香に出会った。

ドッペルゲンガーとは、自身の分身である。
それに出会ってしまえば、本物は分身に成り代わられてしまうという。
もしも自分が2人居たとしたら――

それはどちらが本物と言えるのだろう。
それはどちらが生き残るべきなのだろう。
いつ成り代わられたと気づくのだろう。

自分を証明するものって、なんだろう。

ダブルクロス The 3rd Edition
『Invisible School』

「ダブルクロス」――どうか、僕らに最上の手向けを。

カヴァー/ワークス：任意/UGNチルドレンor高校生
ロイス：早房 葉風(はやぶさ はかぜ)　P：友情/N：隔意

キミは優秀なUGNチルドレン(イリーガル)だ。
霧谷雄吾(もしくは支部長)から依頼を受け、深波高等学校に編入生として潜入することになった。
そこで出会った生徒の一人、早房葉風はキミによく懐き友情を築こうとしているようだ。
キミは彼に悟られることなく、任務を遂行しなければならない。

①「兄」✓P庇護/N恐怖
②「親友たち」✓P友情/N不安
③「UGN」✓P誠意/N不安
④「早房葉風」✓P友情/N隔意　→Sロイス指定
⑤「佐条先生」✓P誠意/N疎外感
⑥「”ドッペル”」P尽力/✓N憐憫
⑦「深波中学校」✓P友情/N疎外感

まだ

ワークス：UGN関係者
カヴァー：指定なし
シナリオロイス：ミシェル・パサジェール　P任意/N任意

君は、UGNに所属している、もしくはUGNと協力的な関係にあるオーヴァードだ。
今回UGNから受けた任務は、UGNチルドレンの捜索と調査の引継ぎだった。チルドレンの名はミシェル・パサジェール。2日前、町はずれの廃ビルの調査任務に赴き、行方不明になったという。
一体何があったのだろうか。君は彼女の無事を祈りつつ、調査に乗り出した。

N市公立高校恒例　京都方面への修学旅行　オーヴァードのつかの間の日常
これまでFHに甚大な打撃を与えてきたN市支部のイリーガルを抹殺すべくFHのブラックローズセルが動き出した
そのコードネームのみならず正体を暴こうとこの機を狙って忍び寄る高校生活の思い出という日常と知られざる非日常の暗闘
無事、日常へ帰還するまでが修学旅行というものだ

ダブルクロスThe3rdEdition
「スクールトリップ・スクランブル」

ダブルクロスーーそれは裏切りを意味する言葉

ロイス：霧谷雄吾　推奨感情　P：尽力/N：厭気
カヴァー/ワークス：指定なし
キミは霧谷雄吾に呼び出された。彼によると、これまでUGNに協力したイリーガル、PC1がFHのブラックローズセルに狙われているという。PC1はN市公立高校の京都方面修学旅行に出発するため、N市支部から離れることになる。この修学旅行が日程通り終わるようにするのが、今回のキミの任務となる。

どこにでもある学校の放課後。
他愛のないお喋り。先生の愚痴。
隣の友人は笑っていた。

どこにでもある学校の怪談。
浮かぶ人影、消える女生徒。
隣の友人はいつから―――

ダブルクロス The 3rd edition
『metric assay』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

ワークス/カヴァー：UGN関係者/高校生
シナリオロイス：学校の怪談 感情 P懐古/N不信感
あなたはPC①のクラスメイトだ。まぁ、彼女の正体には気づきつつも友人と呼んで差し支えないだろう。
それより数日前からクラスメイトの一人の雰囲気が変わっている気がする。
どう、という具体的な確信はない。
ただ、最近流行りの学校の怪談「消える女生徒」について思い出す。あくまで噂だと思っていたが、調べてみても良いだろう。
PC①の存在も気になるが、今のところそちらは些細な事だろう。

事前情報として、PC②から見てPC①は気付いたらクラスに居た生徒でレネビではあるものの、特に何か問題があったわけではないのでそのまま見逃しています。機会があれば支部に報告しようかな、程度です。
PC①と②の親しさの程度はPL間で相談して決めて大丈夫です。
PC②と③の関係については予め決めておくとスムーズです（支部でそれなりに親しい関係であったか、顔を見たことがある程度であるか、等）
また、PC2あるいは3が継続PCである場合、PC3がM市の外の人物であることになりやすいので外の支部の人間ではありますが、友人に頼まれて個人的に調べに来た、という立ち位置になります。
M市も暫定ですのでPCに合わせて変更可能です。