容姿・経歴・その他メモ

◆台詞

「とりあえず交渉(たいわ)から入る主義なんだけど、余地はある？」
「無理無理。俺にそんな才能なんて無いって」
「俺は俺の居場所を守る為なら何だってやるよ。何だってね」

◆パーソナリティ

趣味：料理、旅行、美術鑑賞、美術品破壊
好きな物：酒、相棒、ジャンプSQ、ブラックサンダー
嫌いな物：研究者、悪びれないタイプの悪
苦手な物：海水浴、離別

◆生い立ち

ウロボロスが発見される前、まだウロボロスと名付けられる前に『それは確かにある』と結論付けたとある研究者のオーヴァード作成実験の産物。
UGN、ゼノスによって研究が停止させられた際に生き残っていた3人の被検体のうちの1人。実験体番号3番。

研究施設襲撃時、実験体番号8番はUGNによって保護、6番はゼノスが確保、3番は研究者達に連れられFHへと兄弟は散り散りになった。

◆能力

──────実験において
与えられたのは影。
影を自由に動かす力。

奪われたのは四肢。
世界を自由に生きる力。

影を常に使わせ、能力の成長を図る為にまず四肢を切り落とされた。
結果、身についたのは手足と同じ精度で動く影。それを無意識に使う癖。それに伴って日常生活の中で上昇する侵蝕率への耐性。
それによって生まれたものは───無い。
御影の影は長年彼の手足代わりだった。つまり御影自身が出来る範囲以上のことができない。そして御影は何かに秀でた人間ではない。生み出されたのは『何でも出来るが何も出来ない。ただ侵蝕率が上がるだけ』のオーヴァードだった。

"無価値"

それが研究者が出した結論だった。

研究者がFHに身を寄せた際に実験は放棄され、以降はFHで活動することになった。
幸いブラックドッグのオーヴァードでもあるため現在は機械義手、義足を装着している

◆設定

FHエージェントとしての活動を通じて彼は様々なものを学んだ。
最たるものの一つはコミュニケーションの重要性。
全てを暴力に訴えるのではなく、対話を行うことの利便性。
味方とコミュニケーションを取れば連携ができるかもしれない。
敵と対話すれば無用な戦闘を避けられるかもしれない。
場合によっては正面から突破するより言いくるめたり、潜入したりした方が簡単かもしれない。
元は粗野で暴力的な少年だった御影は現在物腰柔らかな好青年に成長している。
……もっともそれは目的達成の手段を覚えただけであり彼の本質が変わったわけでは無い
戦闘時になれば一切容赦をしないし不意に粗野な部分が見え隠れすることもある

もう一つは無価値なりの戦う方法
影の能力を成長させる無為な努力をするのではなく"上手く使う"ことによってできることを増やした。
影を自由自在に変形する定まった形状を持たない刃として体中どこからでも出現させることを可能にした。
機械義手に荷電粒子砲を仕込み、影を使って回路の切り替えや照準を行うことで過たず遠距離を攻撃できるようになった。
更に上昇した侵蝕率を攻撃力に変換する技を開発することで他のオーヴァードには無い攻撃性と作戦遂行能力を手に入れた。


これらの背景にはとあるFHエージェントが関わっている
彼女とはFHエージェントとしての活動を始めた頃からの付き合いになる

彼女の名前は白瀬美甘。

御影の相棒であり、ライバルであり、恋人でもある
元ＵＧＮチルドレンである彼女はＵＧＮを離反してＦＨに所属した。
理由はUGNが────正確には彼女の仲間が彼女を捨て駒に使い捨てたからだ。
いずれにせよ、彼女は彼女なりの正義のために秩序を裏切った

役立たずと裏切り者のコンビは衝突しながらも互いの心の深層に影響を及ぼしながらいくつもの任務をこなしていった。
だからそういった関係になるのもまた必然だったのかもしれない

彼に価値を見出してくれた人
無価値な彼に価値を与えてくれた女性(ひと)

彼にとって彼女の存在はもはや唯一の居場所であり、彼の欲望でもある。

御影と彼女の間で、嗤い合いながらも未だに継続している約束がある
いつの日か、任務の窮地で誓った約束
「死ぬときは一緒に」
だからこそ、互いの窮地には絶対に命を賭ける


尚、侵蝕への耐性がある御影は侵蝕率が100%を超えても"帰還"が叶うジャームになりにくいオーヴァードだが、UGNのプロファイル上ではジャーム"ブラックロック"として登録されている。

◆トリガーセット

スコーピオン　スコーピオン
アステロイド　アステロイド
シールド　シールド
韋駄天　バッグワーム

履歴

・情報:UGN ??
ジャーム《ブラックロック》
FHセル｢蟻塚(コロニー)｣に所属するジャーム。6年程前からFHエージェントとして活動を開始。侵蝕率が100%を上回った状態で長期間活動していたという報告からジャームと認定。一見理性的な会話が可能なように見えるが、研究班は『取り繕うのが上手いだけ』の可能性を示唆している。シンドロームはウロボロス/ブラックドッグのクロスブリード。自在に変形する影と機械義肢を駆使して白兵戦、射撃戦双方をこなす。また、戦い方や武器に拘らず目的に則した自由度の高い戦法を使用する。

・情報:UGN ??
3年程前から《ブラックロック》は暴力だけでなく、"口"を使うことが多くなった。味方と緻密な連携を取るようになり、潜入や虚偽、偽装工作を行うことが増えた。戦闘においても奇襲以外において対話交渉から接触を開始するようになった。基本的にUGNの目的と折り合いがつかないため交渉は決裂することが多いが、稀に戦闘を回避した報告が挙げられている。

・情報:UGN ??
《ブラックロック》は基本的に特定のFHエージェントと行動を共にしている。そのエージェントの名は“褪せた白金(プラチナムスティグマ)"白瀬美甘。彼女は元々UGNに所属していたが、5年程前にFHに下った裏切り者。モルフェウスとサラマンダーのクロスブリードであり、作成した武器による白兵戦と氷の防壁展開を得意としている。

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