容姿・経歴・その他メモ

元人間のレネゲイドビーイング。
元々は岡山にある呪詛屋の出身。呪詛の力を継ぐためとして、新しい当主は先代の当主を殺して喰らってきた。それは、現代にあっても。

魅影も両親を殺して喰うことになんの疑問も持たず、実行した。が、その結果は「人間でなくなる」というものだった。姿形は変わらなく見えるが実体の無い影のようで、そのくせ何もかもを飲み込めるナニカに。

恐らく自分は「喰らうもの」として完成されてしまったのだと魅影は理解している。血を、肉を、呪詛を、レネゲイドを喰らい取り込むものとして。

そうして彼は家を捨てた。別に呪詛屋であることにはなんの葛藤もなかったが、人間でなくなってなお、この家に留まる意味が無いと考えたのだ。
縄筋の真上に立つ古臭くて大きすぎる日本家屋も媚びを売る政治家もうじうじした親戚も好みでは無い。どうせ人間でないなら好きなようにすればいい。
暫く気ままにやっていたが、一部ヴィランに目をつけられたことからUGNに関わるようになった。

基本的に意地が悪く、人を怖がらせるのが好き。
「精神が限りなくジャームに近い」と言われるほど倫理観が壊れているが、敵対してこなければ危害を加えたりはしない。
危害は加えないが人の不幸は蜜の味。ジャーム化を知らないヒーロー達はいいおもちゃである。自分がどうなるか理解したときの顔を見るのが愉しみでならない。ワザと作っても面白くないので協力自体は真面目にやっている。

しかし彼に「まがれ」と言われたら気をつけた方が良い。まがれとは「禍有れ(まがあれ)」の略。つまりは呪詛である。

セッション履歴