容姿・経歴・その他メモ

髪の色

空色

瞳の色

通常時は空色。レネゲイド活性時は黄色

誰にでも敬語を使って話す高校生。
バスケ部に所属し、物珍しいスタイルを確立している。大活躍をしているにも関わらず知名度は大変低い。

異常に存在感が薄い。
試合直前の整列で認識されないのは序の口。飲食店で対面に相席しても声をかけるまで気付かれない、自動ドアを通るにも他者が開けた隙にすり抜ける必要がある、etc。
その薄さは一部の存在(オーヴァード)に対しては緩和される（《透明存在》データ相当）が、ある程度は有効（“イリュージョニスト”データ相当）。

大人しそうな外見と口調に見合わぬ熱血漢で、ヤンキーのように手が早い。
今までの人生で無自覚に《妖精の手》に頼ってきた影響で、可能性が0でなければ(判定さえ振れれば)なんとかなる(無理やりクリティカルを引き出す)という成功体験の結果、この喧嘩っ早さが形成された……のかもしれない。あるいは、レネゲイドウイルスに寄らぬ生来の気質か。

二つ名：消える隼(バニシングファルコン)

「聞いたか？　●高バスケ部に“消える隼(バニシングファルコン)”が入ったって噂」
「聞いた聞いた！　アレだろ、ソイツがいると何も無いところでボールが曲がるってヤツ！」
「ああ。ソイツはさ、何でも悪さを見逃さなくて喧嘩っ早いらしいぜ」
「マジかー。きっとゴリゴリの筋肉してるデケェ野郎なんだろうな」

「――だってさ、空閑くん。君の噂、すごい事になってますよ」
「言われたい放題なのはアレですが、都合が良いです。実在しない虚像を勝手に追いかけて貰えれば、その分視線誘導(ミスディレクション)をかけやすいんで。それより稲継くん、次のテスト――」
要するに部活で付いた二つ名。

遺産継承者(レガシー)：天空の隼

運命の日、バスの外を舞う隼に話しかけられた。
「力が欲しいか」
それに応じると、隼は像に変じた。きっと、光を手繰る(エンジェルハイロゥ)だけでない力――“因子”を介し操る(オルクスの)力の発露なのだろうと感じた。
実際のところは、像自体に秘された力が像のまま生きた隼のように自らを動かしているだけだ。

隼につけたあだ名は「俊(しゅん)くん」。

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