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リヴァイアサンに仕える忠実な猟犬
何者をも彼女の追跡からは逃れられない

｜猟犬《ファルスイーター》　火笠かなたについて　とあるUGNエージェント

覚醒のきっかけ

　ごく普通の少女だった火笠は、11年前、FHが起こした爆破テロに双子の妹と共に巻き込まれた。重傷を負いながらも、かろうじて意識のあった火笠は、爆風で吹き飛ばされた妹の存在に気づいた。
　オーヴァードとした覚醒した火笠は、妹のもとへと獣の姿で駆け出した。しかし、火笠が辿り着いた時にはもう妹は息絶えていた。絶望の淵にいた火笠を救い出したのは、若き日の霧谷雄吾だった。

完全獣化体

　黒い毛並みの狼に姿を変える。実在の狼よりもふた回りほど大きい。
　この姿のモチーフになったのは、彼女の子どもの頃の愛読書「シートン動物記」に登場する狼王ロボだ。

UGNでの任務

　火笠は1つの支部には留まらず、単独で各支部を渡り歩いている。彼女の任務は、UGNチルドレンの中からFHの内通者を探し出すことだ。内通者を見つけ次第、本部へ報告し、処分する。それが彼女に与えられた役目だ。
　本部からはオペレーターとして、"｜粗製乱造《コピー＆ペースト》"ルシールが派遣されている。彼女のコピーが火笠の端末の中におり、本部と繋がっている。

過去について

　3年前までN市支部に所属していた。彼女はチルドレンたちのリーダー的存在の1人だった。特に悩みを抱えたチルドレンの相談役として頼られていた過去がある。それゆえだろう。彼女は誰よりも早く、FHに内通しているチルドレンの存在に気が付いた。
　悩んだ末、彼女はそのチルドレンについて本部へ報告した。後の顛末は想像の通りだ。

高校生活

　一般の生徒たちに混じって、N市公立高校に通っている。元々一般社会で暮らしていた経験から、学園生活には問題なく溶け込めた。だが、親しい友人を作るつもりはない。ここへは任務で来ているのだから当然と言えば当然だが。

火笠かなたの記録

▽注意▽　以下の内容には、シナリオのネタバレ要素を含みます。

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