容姿・経歴・その他メモ

「才覚を持たぬ者に、この十王舘が対等に接すると思うな！！！」


十王舘一族の現当主であり、超一流華道家。凄腕のオーヴァードでもあるが、一門内の非オーヴァードには正体を隠している。彼の華道に対する指導は苛烈にして容赦のないことで有名であり、『才覚』を持たぬ者には一切の慈悲を見せることはない。
半面、自らが認めた者には想像を絶するほどに寛容。
大正生まれのため、一日に一度は靖国の方を向いて二拍二例をしなければ気が済まない。歳のわりに背筋はしっかりと伸びており、大声を発すれば号砲のように鳴り響く。

オーヴァードとしての彼はオルクスのピュアブリードであり、それぞれ「支配」「絶望」「完全」の３つの型を使い分けて戦う。華道家らしく、植物や生けたものを用いた戦法を得意としており、攻防一体となった妙技は他のオーヴァードを圧倒する。













※※※以下重要なネタバレ※※※





























　※今回のシナリオの黒幕。既にジャーム化しており、さらってきた民間人の体の一部と植物、無機物を組み合わせた異様な華道の虜になっている。彼は本気でこの芸術が崇高であると信じているが、同時にUGNは絶対にそれを認めないだろうと認識している。また、ジャーム化したことにより極端なオーヴァード優位思想の持ち主となっており、華道の実力が秀でていても非オーヴァードならば彼は認めず、オーヴァードであれば無条件に認める倒錯した人格となってしまった。オーヴァードの芸術活動こそ至高であり、非オーヴァードはその犠牲になっても構わないという下劣な考えを持っている。

　十王舘一門にオーヴァードが多いのも彼の暗躍によるものであり、M市の華道家に不可解な事件が多いことや、HO1が覚醒するきっかけになったのも彼のせい。精神的な負荷やエフェクトの使用、危険な事故などに会わせることによって覚醒を促している。犠牲者が出ても『才覚』がなかったと、気に留めることはない。彼のこのシナリオの目的は十王舘一門をUGNから引き抜き、FHへと寝返らせることだ。(FHの理念はオーヴァード優位な社会を作ることなため)

セッション履歴