「僕は黒階郷。好きに呼んでくれていい」

努力家で皮肉屋な高校生。
負けず嫌いかつプライドが高いため、一見とっつきにくそうな印象を与えるが、根は素直で世話焼き。
何だかんだ言いつつ周囲の手助けや尻拭いをしてしまうため、知らないうちにクラスメイトから頼られていることが多い。本人のスタンスとは逆に人の輪の中心にいてしまうタイプ。無茶な頼みごとをしても、なんでこんなこと僕がやらなくちゃいけないんだ！とか言いつつ助けてくれる。
プライドの高さもあって、子供扱いされることはあまり好きじゃない。しかし根は素直なため、咄嗟に反発してしまって自己嫌悪することもしばしば。加えて、家庭環境があまりよろしくない（後述）のため、年上の相手から保護者のように振る舞われると心を許してしまいがち。

幼馴染と親友（PC②）は自分にとってかけがえの無い相手だと思っており、出来る限り守りたいし力になりたいと思っている。放っておけずについついお節介を焼きがちで、彼らから頼みごとをされると断れないしあまり強く出られない。仕方ないな……となって大抵折れることになる。

◆出自：有名人
母親が有名なヴァイオリニストであり、郷本人も幼い頃から厳しい教育を受けてきた。父親は母親のスパルタ教育にも郷に関しても興味がなく、家庭環境はあまりいいものとは呼べない。母親の過干渉にも父親の無関心さにもうんざりしており、早く家を出て1人で生きていきたいと思っている。
何かに打ち込んでいる時は嫌なことを忘れられるので、勉強やヴァイオリンの自主練は好き。

◆経験：ライバル
中学生の頃にコンクールのヴァイオリン部門で最優秀賞に選ばれており、メディアの取材も受けたことがある。その際に優秀賞だった少年とは、クラスメイトかつ幼い頃から通ってきたヴァイオリンスクールのライバルであり、現在でも事あるごとに連絡を取り合っている。中学卒業の時にお揃いでピアスを買っており、髪に隠れる位置に着けている。

◆邂逅：秦九十九
得意教科は社会科目全般で、日本史教師である秦九十九には、豊富な知識や面倒見の良さもあって父親のように慕っている。分からない箇所を聞きに行ったり、ちょっとした小話を聞きに行く名目で社会科準備室に入り浸っており、家に帰りたくない時は追い出されない限り下校時間ギリギリまで準備室で暇を潰している。
※タイタスに昇華※

◆呼び方
・一人称：僕
・二人称：君、あなた
（名字呼びが多い。名前呼びは幼馴染とPC②くらい）
（年上の相手に対しては「名字+さん」で呼ぶ）