容姿・経歴・その他メモ

「お前は刀を抜いてはならない」
それが師匠である前マスターブレイド宮武蔵之介がいつも言っていた言葉だった。

どこにでもいる普通の女子高生。学校に行って、友達と楽しくおしゃべりして、帰りに遊びに行って、家に帰る。そんなあたりまえの日常が大切だった。
例え、育ての親である蔵之介が死んだとしても。

力の制御と護身術のために蔵之介に剣術を学んでいた。
ある日、ちょっとした好奇心で普段使っている刀を鞘から少し抜いた瞬間意識が飛び、気づいたら血まみれの師が倒れていた。
その直後、FHエージェントが駆け込んできてマスターエージェントに任命されていた。

FHから抜けたいが、抜けたら殺されそうだし、死んだ蔵之介の後釜を継がなきゃいけないと脅され今の立場にいる。

血とか殺しとか普通に無理。

本当の両親は子供を生んだらすぐに捨ててを繰り返していた。自分も例に漏れず生まれてからすぐに捨てられ、蔵之介に拾われた。
彼には感謝はしているが、どこか他人行儀なところがあり完全に打ち解けてはおらず、マスターブレイドと言われていたのも、彼が死んだ後に知った。

持っている刀は蔵之介の形見。
風火は手放したいと思っているが、手放すと激しい灼熱感に襲われ、普通の人なら気づかないほど小さな物音でも大音量に聞こえるほどになる。

マスターブレイドの名前と技術を誰にも受け継がせず、自分の代で終わらせようとしている。

神罰－ネメシス－に所属
メンバー：カトュリスちゃん、メモリアさん、戌亥さん

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