概要

灰色の髪をした中東系の少年。
アメリカのUGN本部に属するチルドレンであり、FHとの戦闘で様々な成果を上げている。
現在は日本に出向中。東京近郊の支部を中心に派遣され活動している。

闊達で奔放な性格。対人距離が無自覚に近い。
一度『こうだ』と決めると中々曲げない少し頑固な面を持つ。
ただし基本的には命令系統に忠実で、上官と定めた人物の命令は遵守する。
教養に乏しい面があるため、礼儀や敬語が伴っているかは別問題。

UGNの教育プログラムで知った様々な神話や物語に登場する怪物に憧れており、ヒーローよりも敵役に感情移入するタイプ。
本人曰く、最推しは石化の邪眼を持つ女怪メドゥーサ。ペルセウスのことも嫌いではないが、推しが殺されているのでやや辛辣。
『怪物は必ず最後に倒されるが、英雄や人間よりも強く自由に生きている』という独自の解釈を持つ。
自身もそんな怪物のように強く生きたい、自由に戦いたいという信念のもと任務に臨む。

経歴

元はシリアの紛争地域に生まれた子供。親はヒオが3歳の時に死別。
長引く紛争に乗じて活動する現地FHの少年兵『｜葉《ワラク》』として育てられ、様々な強化実験や戦闘訓練を施される。
7年間にも及ぶ非人道的な実験と戦闘の日々を幸運にも生き抜いたが、長い戦闘と極度の高ストレス環境が作用し、レネゲイドの侵蝕を強く受け続けたその身に、高濃度のレネゲイドの塊――賢者の石を宿すことになった。

3年前、UGN本部によってシリアで活動するFHセルの掃討作戦が行われる。
現地FHの幹部に命じられ戦闘の最前線に投入されたヒオは、ある日少年兵の同胞たちを率いて蜂起。
上官であったはずの大人たちを拘束し、UGNに投降。身柄を確保された。

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