容姿・経歴・その他メモ

　UGNで行われていた非人道的な人体実験の被検体。研究所を脱走直後に空腹から畑泥棒をし、電気柵に引っかかって藤咲家に捕まった。

　藤咲家は７０代の老夫婦。Ｎ市が市になる前からこの地域に住んでいる古株で、Ｎ市駅の南東の川沿いにある道路に接して建っており、名前も住む所もない自身の境遇に同情され、匿われて以来家族として扱ってくれている。

　現在は正式に養子として戸籍を入手し、一般人と同じような生活を送っている。

　Ｎ市公立高校に通っているが、居酒屋のアルバイトやスポーツクラブでのトレーニング。休日は父と畑の手伝いと多忙であり、部活には所属していない。

　中学の頃に幼馴染の桜井　若歌を事故で喪っており、しばらくは周囲に対して酷く心を閉ざしていたが、最近ようやくかつての活発さを取り戻してきた。

　UGNイリーガルとしても活動しており、何度か依頼をこなした事もある。UGNに対して悪い印象が無いと言えば嘘になるが、幼少期の出来事については既に自身の中で折り合いをつけており、霧谷　雄吾の率いる日本支部穏健派の考えに賛同して力を貸すこととなった。

　コードネームは自身の周囲一帯を凍らせる獣として「ice bound（氷に閉ざされた）」に「hound（猟犬）」を掛けたもの。

　好物は焼きナスやピーマンの肉詰めなど畑の野菜を使ったもの。苦手なものは幼少期を思い出す薬や医療器具。

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