容姿・経歴・その他メモ

「　過去はやり直せない。　けど　未来を考える時間は与えられるわ。　」「　助けてあげるっていってるの。　」
「　そろそろ結婚して身を固めろ、とか　わたし17歳なんですぅ！　ぴっちぴちの女子高生ですぅ！　　民法上まだ結婚できませんぅ！　」

本名：永久井 望流運（ながくい のるん）　キラキラしている上に読みにくく書きにくい名前は公文書とテストの名前欄以外カタカナで書いている。
実年齢35歳、肉体年齢17歳　高校生
帝王の時間の効果により、彼女の肉体を流れる時間は平均して常人の5～6分の1ほどの速さになっている。
魔法少女に変身している間の名前は”クロノクローマ”　
　
20年前、フィランダー調査隊の飛行機事故によってレネゲイドウイルスが世界中に拡散した際、飛行機に積まれていた遺産の破片がたまたま日本のある中学校に落下した。
当時その中学校に通っていた15歳の少女5人は破片に触れたことでそれぞれオーヴァードとして覚醒。
遺産にはいかにもなナビゲーター的マスコットが付属しており、それが語る内容を少女たちは「世界中に散らばった遺産の破片によって人の心が狂わされて怪物に変わってしまうので、君たちは魔法の力で怪物を退治してほしい　」と解釈した。
少女たちは自分たちを魔法少女だと認識、そしてなし崩し的中二病ノリにより非公式部活「魔法少女倶楽部」が発足した。
以後彼女たちは高校卒業直前までの間魔法少女として活躍し、ノルンは魔法少女クロノクローマと名乗ってメンバーの参謀格を担当した。
そしてキャンペーンのラスボス的存在である当時のFHリエゾンロード「時空魔神デミウルゴス」の撃破に成功。
人知れず迫っていた世界の危機は去った。
最終章での彼女たちの活躍により、当時発足して間もないUGNが魔法少女倶楽部を認識し、ノルンとその仲間は世界の真実を知る。
その後高校卒業を機に魔法少女倶楽部の面々はそれぞれ別々の進路を進み、魔法少女たちの戦いは終わった。
魔法少女倶楽部自体は後輩オーヴァードたちが今も代々引き継いでいるとか、他の学校でも支部ができたとか　今でも何かしら活躍しているらしい。
　
ノルンも普通に進学して就職してという人生を送るつもりであった。
だが、かつての大敵デミウルゴスは死の直前にその暗黒の力をノルンに向けて放ったのだ。
この力を受けたノルンは時空操作の力を用いて抵抗したが、その結果シュレディンガーの箱が生まれ「暗黒の力を防ぐことに成功した時空のノルン＝永久井ノルン」と「暗黒の力を受けてしまった時空のノルン＝クロノクローズ」に分裂。
どちらも永久井ノルン本人だが、並行世界の自分という関係。
前者は未来を歩むため、仲間たちと別れることを受け入れた時空のノルン、後者がいつまでも魔法少女として仲間と活躍したいと願った時空のノルンである。
闇落ちしたもう一人の自分は「全ての魂に安息/停滞を与える」という欲望を掲げて活動し、今なお世間に暗躍している。
―――もう一人の自分を止めなければ、自分は前に進めない。
そのため未来に進んだ旧魔法少女倶楽部メンバーとは袂を分かって、今もノルンは魔法少女としてクロノクローズを追っている。
クロノクローズは特に成長と変化が著しい「成長する子供」を嫌い、彼らを狙った事件を起こすことが多く、そのため現在もノルンは高校生として様々な学校を渡り歩いている。
ノルン自身の肉体を流れる時間が常人の約5～6分の1ということもあって、学校では違和感を持たれることはあまりない。
　
逃亡したクロノクローズは現在FHセルリーダーとして活動しており、二代目マスタークロノスの称号を持っている。
　
UGNとは協力関係にあり、20年も活動しているオーヴァードということもあって霧谷ら幹部陣との面識も深く、頼りにされている。
UGN支部長めいた後輩を指導するような行動や配慮も多い。
　
●魔法
強力な時空操作能力を持つ。自らの肉体に流れる時間を停滞させて成長・加齢を抑え込むのは序の口で、指定した範囲の時間を加速・減速させる。
対象の分子構造に流れる時間を急加圧することで崩壊させる、時間を止めて攻撃を阻む、静止した空間を作り出す　など時間に関するほとんどのことをこなす。
唯一出来ないことは過去に戻ること
　
植物の成長速度を調整してのガーデニングや、地方の寿司やラーメン、パン屋などの名店から鮮度温度を保ったまま別の場所で食事したり、時間をゆっくりにした空間で大量の読書をする、ゲームセンターで格ゲー、音ゲーといったタイミングの駆け引きが重要なゲームで遊ぶなど　プライベートでも時間操作を駆使した楽しみ方を趣味としている。
　
●性格
一見して冷淡にも見える冷静な性格。だが決して無慈悲ではない。
他のオーヴァードと比較しても自分とは流れる時間が異なることから、距離を取っているためにそう見えることが多い。
20年間の戦闘経験の積み重ねもあって、大抵のことでは動じないというのもある。
だが根っこのところでは熱さや優しさが確かに存在する。
責任感も強く、後輩を導くことに義務感を持つ。
例外的にかつて共に戦った元魔法少女仲間や弟、父母に対しては素の陽気さを曝け出す。仲良くなれば他の人間にもそういう態度をとるだろう。　

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