容姿・経歴・その他メモ

「ご機嫌よう。痛くはしませんから、馬鹿になったとおもって捕まってくれませんか？」
「パパが喜びそうね♪」

“デプスエンパイア”十字堂アリス。
楽園を狂奔する兎にして、恐るべき茨の女王。
光の彼方に住まう邪神の娘。

ただの少女だった彼女は、母の行った儀式を通し、ダオロスに接触してしまう。
儀式のために人の道を外れた母の存在を対価に、左目に呪物──『ダオロスの欠片』を融合する。
現実という箱庭を、地平から地平まで観測する、邪神の視覚の一端。
何者にも犯されぬ、『世界の真実』を覗く窓を手に入れたのだ。

足元まで届く黒髪と、病的に白い肌、赤褐色の瞳をもった少女。

基本的人格としては、非常に穏やかで寛容な人物。虚無的なまでに無欲であり、自室にも備え付けの家具の他には、“パパ”から贈られた帝王学や薬学の本くらいしか私物がない。

よほどのことがない限りは、どちらかといえば平和主義的な思想の持ち主である。
──そして、「パパが喜びそう」は、その“よほど”に入る。

能力としては３つ。
・長髪を触手に変化させての攻撃
・高度な薬物生成能力
・左目に融合した呪物による、千里眼と現実視。および認識干渉。

触手から依存度の高い薬物を注入したりする他、単純なエグザイルとしての戦闘力も非常に高い。

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