容姿・経歴・その他メモ

「ライカンスロープとか人狼(ウェアウルフ)、ハルピュイア…バケモノと呼ばれる存在は数あれど、
人が人のまま人でなくなることのおぞましさに比べればまだマシな方なのよ…」

blasphemy…[1]神への冒涜、不敬 [2]罰当たりな

体内に流れる攻性レネゲイドによって常に身を焼くような苦痛に苛まれており、投薬により痛みを緩和(誤魔化)し続けている…が薬の副作用により全身の感覚が少しずつ鈍り始めており、また身体が鎮痛剤に慣れ始めており痛みが徐々に隠しきれなくなっている。
常に笑顔の仮面を被っているが、見るものが見ればその歪さに底冷えする様なものを感じることだろう。

変質した攻性レネゲイドによって皮膚の表面は常に蠢いており、外的に触れた箇所から侵蝕し破壊しようとする。
この症状はオーヴァードであれば直接手を触れただけでも発症するため常に手袋を着用し、また他人との接触を避けている。

幼い頃公園の帰りに謎の組織に連れ攫われ10年以上の間レネゲイド関係の実験体として弄ばれていた過去を持つ。
α-トランスと高ストレス環境で変異種のような特殊反応を見せた彼女だが、そこで生まれたのは"人であってヒトならざるもの"だった。
組織自体はUGNの襲撃により壊滅、彼女は保護されたが保護当時も彼女の能力は複数名のエージェントを死に至らしめた。
彼女のその異常とも言えるプロポーションもその時の影響であり、骨格から内蔵の位置、質量まで常人のそれとは全く異なる構造をしている。

耐久性の高いエージェント達により何とか確保され、
レネゲイド関連の犯罪に巻き込まれた子供たちを保護する施設"漣機関"に預けられた。
漣という苗字は機関で育てられた子に与えられるものである。

現在は神城グループ傘下のカヴァー企業に務めており社会活動にも馴染み始めている。
…が彼女の希死観念は未だ晴れることがなく、危険性・致死性の高いミッションを好んで受けている。

いつか自分を殺してもらえるように、と。

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