容姿・経歴・その他メモ

朗らかで人懐っこい性格の少年。一人称は「おれ」。
UGNに協力するイリーガルのオーヴァード。
表の顔は高校生。休み時間はよく屋上にいる。

ごく当たり前程度の倫理観と正義感を持ち合わせているが、少しだけお人好しが過ぎる一面がある。
高校生にしては感情の起伏が強いため、どこか子供っぽく見られがち。

幼い頃に、パイロットだった父親が帰らぬ人となる。
気丈に振舞う母が口にした「パパは鳥になって、今も空を飛んでいる」という言葉は幼少期の水凪に強く刻まれる。
その後は空や宇宙といった場所に強い興味を示すようになり、いつか自分も空を飛びたい……とパイロットを夢見ながらも、ある日まではごく普通の生活を送っていた。

賢者の石を巡るFHの作戦に偶然にも巻き込まれ、渦中で発症。
オーヴァードへの覚醒を遂げ、さらに幸か不幸か適合者として賢者の石が融合してしまう。
UGNから自身に起きた変化と巡り合ってしまった力についての詳細を聞いた水凪は、あっさりと決意する。
自身の身中の石が狙われ続けるなら、取れる選択肢はひとつ。
――即ち、日常を維持するための行動に、この力を使うことしかない。

オーヴァードとして得た能力は鳥類への獣化。
父が愛した空を飛べる、父と同じ鳥になれる能力のことを気に入っているが、同時に恐れてもいる。
いつか自分も、まるで鳥になった父のように飛んで行ってしまうのではないか――と。

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