容姿・経歴・その他メモ

髪

瞳

肌

「私の『さん』は親しみを込めてだよ？　今はセンセイって肩書もあるけどね」
「スティーヴ中川先生かい？　彼はモンゴルで開かれる世界栗ご飯大会に出るために昨年休職されてしまったよ。良い音楽の先生だったんだけどね」
「規律はあると便利だし霊は信じてない。でも落としどころはいつも探してるかな。座ってたいし」

　赴任して1年経過の2年目先生です。担当科目は化学。モットーは省エネ。支部長である立場から頭の容量を残して行動したいため。頭のメモリが無くなると荒れる。でも責任感はあるので言動がテキトーでもそれっぽい内容になるようにしている。ダラダラしてそうに見えて周りを観察する。気取られるとマイペースに出来ないじゃない。
　生活力は皆無だったが実家を離れることで無理くりやるようになった。でもあんまり出来ないのでお金で解決するところはしている。舌が肥えてる癖に自炊の腕は悪い。二日で辞めた。
　触れている大気であるなら干渉可能のピュアハヌマーン。その範囲は広大で、視界で納められるなどの条件があれば数キロ先にも干渉事態はできるとか。しかし水とかで遮断されると精度が著しく落ちる。
　高校生ぐらいから他の市で支部長をしてたから支部長歴はそれなりにある。変化や変換の錬金術の学問を気に入っている。きっかけはその筋の研究者から本をもらったこと。

「錬金術の基本概念はいつだって“変換”なのですよ。価値を引き上げて。質量を無視して。……それこそ、何にだってなれるんだ。それと同じ理由で、キミが『出来る』ことを私は知ってる」
「キミには予防線も冷めた発言も期待しない心持ちも許さない。やれるなら、やるべきだ」
「少しだけ背中を押して、ちょっとばかし場を整えてそれを証明しようじゃないですかね」

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