容姿・経歴・その他メモ

UGN戦闘部隊『ストライクハウンド』の若手隊員。
主に遠距離からの狙撃を担当する射撃の専門家。

少年時代から『強さ』というものに憧れを持ち、文武両道をモットーに日々を過ごしていた。そんな折にオーヴァードにまつわる事件に巻き込まれ、仲の良かった友人がジャーム化し、自身も殺されかける。幸いにもUGNの人間に救助され、自分自身も『力』に覚醒していると知り、世界の真実を知り、崩壊した日常に別れを告げて闘いの日々に身を投じた。
そんな、この世界で戦うオーヴァードとしてありふれた、平凡な背景のもと戦っていた。

彼自身は非凡な射撃センスを持っているものの、あくまでオーヴァードとしては並くらいの才能であり、あとは適性検査で『大昔のレネゲイドウィルスに対して非常に相性がいい』特性を持っているくらいで、戦闘専門の部隊に所属していることに分不相応さを感じていた。



そんな中、転機はあまりにも唐突に訪れるのであった。
中枢評議会からの直々の指名、マスターエージェントからの宣戦布告、極めつけには評議会から『餞別』として貰い受けた正真正銘本物の『遺産』。そして極めつけに評議会から直々に与えられた仰々しい二つ名、『栄光の射手』。

正直に言って、あまりにも分不相応すぎて大混乱に陥っている。
そしてどうやら退路も断たれているらしい。やるしかないのだ。


【遺産：信仰の火】
UGN中枢評議会が直々に管理・保管していた古めかしいマスケット銃。ただならぬ威容を放っており、これが正真正銘の『遺産』であることを物語っている。
昨日まで平々凡々と活動をしていたいちエージェントが持つにはあまりにも不相応な武装であるが、どういうわけか彼の手には不気味なほどによく馴染んでいる。

（追加設定）
武倉の胸部、心臓に近い位置には大きな銃創がある。これは４年前にジャームによる銃撃によって受けた傷である。銃弾はEXレネゲイド製のものであり、生死の淵にあった彼をオーヴァードへと覚醒させるきっかけになったとされている。その銃弾は心臓のすぐ近くまで達しており、摘出が非常に困難なため現在も彼の身体に残置されている。

なお、銃撃に用いられた銃は長らく消息不明であったが、最近になって遺産『信仰の火』であることが判明した。現在はUGN本部にて管理・保管されているらしい。

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