容姿・経歴・その他メモ

仏：libérer（リベレ）→開放する
仏：sang（サン）→血
仏：loup（ロー）→狼

family:弟
intelligent:悪くない（平均評定4.0〜4.5）
like:姉
unlike:自分の弱さ

　目元まで伸びた前髪を三つに分けている、ストレート、紺色。少し長めのメンズカット。目の色は赤。
　紺色のタートルネックに黒いズボン、黒いブーツ。口元が隠れるウィンドブレーカーを着ることも。

　元UGNチルドレン。生まれた時から両親の中は険悪で、怒鳴り合いの多い家庭で育つ。両親の離婚協議中に、恐怖から大泣きした彼に感染していたレネゲイドウイルスが、彼の腕を獣に変えてしまう。オーヴァードであることから弟に愛情を注げなくなった両親は、弟をUGNに預けることを即決。だが姉は、喧嘩をする両親をよそに弟の世話を見続けてきており、大好きな弟から離れたくない一心で両親の手を振りほどく。姉は弟についてきた。彼にとっての肉親は姉一人のようなものだ。
　UGNに保護されて戦闘訓練を受けるものの、恐怖心が勝り戦闘に積極的になれず、シンドロームのコントロールも上手く出来なかった。ピュアブリードの筈なのに強さは出ず、クロスブリードのような多様性も見られない。何より彼は血を流すことを恐れていた。そのため彼は、仲間の戦う理由を聞いては自分を奮い立たせようとしたり、UGNの研究の被験体に積極的に名乗り出てコントロールを試みた。
　身体も心も強い姉をずっと尊敬している。同級生に馬鹿にされた時も姉が守ってくれた。
　ある日、姉がジャームに襲われ瀕死の状態になったことをきっかけに、失う恐怖から戦闘狂へ豹変。破壊に快楽を覚える。ブラム＝ストーカーの力が開花した彼は、全身に血の鎧を纏った狼となった。
　コントロールを試みるより力を解放する方が姉を守れると考えた彼はUGNを離れ、FHエージェントとなる。姉の前では大人しく引っ込み思案な性格のままだが、戦闘時は交戦的で表情豊か。
　学生時代は成績が上位に入るほど頭が良く、取り柄でもあった。現在は、考えるだけでは強くなれないと思考を放棄した戦闘が多く、ジャーム化への恐怖や警戒も一切ない。頭が悪くなった訳ではないので、稀に思考を漏らす様子を見るかもしれない。
　姉が、ジャーム化/あるいは死亡しそうになった自身を助ける為にオーヴァードになったことを知らない。
　前線の戦闘要員。

　エフェクト使用時は、両手を獣化させると腕を胸元で交差させ、対角線上にある腕を爪でひっかき、血の狼となる。
　頭を狼化させてから腕を噛みちぎることも。

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