自分にも他人にも「自由」を望む、アウトロー寄りなクール少女。
何もなければ街をぶらつき、適当にウィンドウショッピングやら買い食いやらゲーセンやら。
任務も最低限かつ良好率で済ませる、省エネ体質。
その割に一定の勉学や修練は怠らない。「自由にもある程度の前提が必要」だとか。

年齢・経歴に反してそれなりの教養持ち。
これは彼女の育ての親兼師である“頂に立つ者”の教えによるもの。
元UGNであるが、人間とオーヴァードの融和、UGNとFHの軋轢等々を全くもって気にしていない。

隠してはいないが右腕は高性能な義手。UGN時代には保持していなかった。
鑑定した“喝采(ヴィクトリア)”曰く、「現代技術で作れるものではありませんね」とのこと。

「なんでわたしがそんなの気にしなきゃいけないのさ？」
「好きに過ごす、好きに生きる。私の重心はそこに置いてる」
「面倒な綺麗事とか革命宣言とか、やりたいやつにやらせなよ。『邪魔になるなら消しに行く』以外は何もしないから」

マグナムを得物とするが、その形状からは想像もつかない超遠距離からの攻撃を得意とする狙撃手(スナイパー)。
単独でも十分機能するが、火力支援も可能。
独自のルートで調達した装備のため、FH内でも彼女の技量を測り切れていない。

「誰もが自由で在ればいい」と言いながら、その戦闘能力は「他人との共闘」に寄っている。
そこには、「自分の周囲に、何らかの枷を持つ不自由な人間が居たら己の自由の邪魔になる。ならその枷を外さないと」という信念がある。
自分の自由の為に、他人の自由をもたらす。歪ではあるが、彼女はそれを良しとしている。
なお気に入らない相手はその限りではない。

────と、本人は語るが。その実、ただのお人好しなのかもしれない。
立場に関わらず、理不尽な傷や死は見過ごせない質。

昔は隠密行動も得意としていたがFHに転向してからはサボり気味。

“明けの明星(フォルフォロス)”時守 帝：現上司。色々な面で信頼に値する人。
“迎陽花(ソレイユ)”日車 彼方：同級生兼観察対象兼護衛対象。元気に生きろよ。
“永久の食事(エピキュリズム)”海百合 ゆらり：セル仲間。飯なら作ってやるから私をそう言う目で見るな。

“約束を鳴らす者(クラップハンズ)”真観夜 貴音：性格は似たような真逆なような姉。信頼している。
“頂に立つ者”保志 頂：暫く会っていない師匠。鬱陶しいが尊敬している。
“越界”亜理栖 沙羅：元雇い主。面倒な人だが嫌いではない。

“無精錬(クォーツァイト)”：『兄弟品』の所有者。
“踏破の獣”：自身のFH移籍に協力してくれた人物。“EX-AID”は彼からの贈り物。
“遥か赤き星へ(ペイル・レッド・ドット)”：“Faith”の送り主。

出生時に故郷で発生した大規模地震に巻き込まれて両親を失くし、まだ5歳の姉と共に母の友人という男に引き取られる。
彼のもとですくすくと育ち、物心つく頃には何故かオーヴァードとして覚醒していた(12年前)。
それを知った義父の手引でまだ成立して数年規模のUGNに助力することとなる。

つい最近まではUGN本部に所属するエージェントとして、“越界”の二つ名を持つ評議員の護衛として働いていた。
連絡役として多方面を飛び回る姿は他の同僚(ひがいしゃ)も含めてそれなりに有名。

だが１年前、担当評議員の辞職に併せて突如として辞職・失踪、FHへと転向し傭兵業を始めた。
原因として、彼女の姉が任務中に瀕死の重傷を負った事が上げられている。が、真実は彼女の心の中。
一部のUGNエージェントとは未だに連絡を取っているそうな。
ま、一番の要因は外部の介入によって発生した内ゲバなんですけどね。

エフェクト：陽炎の衣+見えざる死神+デスストーカー(Full:115点)／マスヴィジョン+リコシェレーザー(Full:80点)／戦いの予感+ランブリングシャドウ(Full:70点)
アイテム：サイドリール／かけがえのない逸品+メモリー(20点)〔内定〕
エンブレム：シークレットキーパー(30点)〔内定〕