容姿・経歴・その他メモ

「うーん、ほら恩があるからさ。ここで一つ頑張ってみたくって」
「就学支援してもらっといてこのザマなんだ、ちょっとくらいはね？」

紛争時代に所属を失った学歴喪失者であり、ただただその日暮らしで生きてきただけの現・留年生
第一期卒業生ではあるが、学籍を喪失したままだったために同窓会や留年騒動とも関わり薄く暮らしてきた。

革命後の動乱期から「なんとなくこのまま外に出るのかな……」などと考えながら残飯を漁っていたところをグレイヴディガーに取っ捕まり、なんやかんやで厨房に立つくらいに手に職を得ることになった。
本人としてはこのまま卒業してどこか料理店で働きたいな、と思う程度には馴染んできているが、同時にどうしようもない不安も抱えている。それは大十字冠の発現後に発覚した自身の特性―――俗に不死者と呼ばれる形質に所以する。
端的に言えば、この形質を持つ者はUGNからジャームとして扱われる。

十数年かけてこの程度の銃の腕、サポートスタッフ程度の立ち回り、だから卒業したら荒事から縁を切りたい、けれどこの性質自体が不穏の種でしかない。
そんな苦悩を日々の厨房の忙しさで誤魔化しながら、いよいよモラトリアムが終わろうとしている。

彼女は、そんな青春を無為に過ごしてきてしまったその他大勢(よくあるはなし)だ

◆能力
エフェクトとしてはかろうじて着火・温度操作ができる程度
十数年のノヴァリス生活で染みついた銃火器の扱い、そしてサポーターとしての経験からなる卒のない雑用仕事が持ち味
戦闘では主にノヴァリスでは一山いくらで買える徹甲弾をばら撒いて戦う。

◆コンボ
味方の攻撃に合わせて支援射撃をするオート火力支援：火に油を注ぐ(ジャンブルファイア)
結果を見てから支援する達成値支援：縁の下の力持ち(バックヤードスタッフ)
銃撃で相手の装甲を削り取る：銀の弾は在らず(レッドバレット)



また全体的な構築として侵蝕に余裕があるため、《不死者》の分も込みで神聖二重冠による火力増強を大規模に扱える。
それは、青春が終わらない間だけ扱える《銀の弾丸》

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