容姿・経歴・その他メモ

概要

認知度も殆どないほぼ無名のアイドルヒーロー。
新人ヒーローに間違われるレベルで認知度が低く、カナリアのオーディションには自身の元にようやく舞い込んだ大きなのチャンスをなんとかモノにしようと年齢と経歴を「18歳 新人アイドル」として提出し、個別面談で普通に突っ込まれて半ベソかいた。

覚醒した遺産の効果もあり本来の声を失っているが、その代わり聞いたモノの精神や肉体に強く働きかける性質のレネゲイドを保有しており、その魔性の声で周囲の人たちを勇気づけたり能力を向上させるのが基本的な戦闘スタイル。

また、魔性の声は使用時の反動が大きいこともあり普段は声帯に直接取り付けているボイスチェンジャーにより声を少しだけ変える事で使用を極力抑えて生活している。
反動が抑えられた結果「声を出して喋ると微妙に疲れる」程度のものになっているが、疲れるのは普通に嫌だしなによりしんどい(歳のせいもあって)ので完全プライベートの時は筆談で生活している。

性格

大らかで温厚。下に何人もの弟妹がいることもあり心優しく、面倒見がいいお姉さんタイプ。
歳の割には夢見がちなところもあり、純真で真っすぐ。
ただし、本人は「ははっ(乾いた笑い)...わかってるんですよ。イタいですよねこの年にもなってアイドルになりたいとか...」
などと歳と夢のことをそれなりに気にしている様子。

時折方言が出てたり、私生活や私服がやたらと芋臭かったり、お酒を飲むと絡んできたりするが基本的には人畜無害ないい人。

自己アピール(一部)

わ、わだすっ...(咳払い)。わたしの長所は元気で優しく、真っすぐに夢を追い続けられたり、夢に向かって励む人々を応援するのが大好きなところですっ！！
わ、わたし...幼少期からずっとアイドルに憧れてて...中でもアイドルをやりながらもヒーロー活動に従事するアイドルヒーローに凄く大きな尊敬があって...。
最近だと若干17歳ながらも鳴り物入りの新人としてデビューした......(以下、アイドル語りが止めない限り5分程続く)......あ、えっと、その、えっと、わだすっ！アイドルが大好きなんですぅっ...！(錯乱)(お目目ぐるぐる)(凄まじい地元訛り)

ライフパス

出自:貧乏

宮崎の大農家の三女として生まれた。
上に3人の兄と2人の姉、下に2人の弟と3人の妹がおり、物心ついた時から下の弟妹達の面倒を見て過ごしてきた。
ヴィランズイヤー発生前はそこそこに繁盛している農家だったが、VY時に地方ヴィランの被害を受けて農業施設に大打撃を喰らってしまう。
土筆自身もヴィランの襲撃を受けた際に誘拐され、誘拐先で喉に致命傷を負い、一時期昏倒していた。
目を覚ますと本来の声を失っており、ただ声を発するだけで周囲の人間に影響を及ぼしてしまう魔性の声(失われし歌声)を獲得していた。
恐らく誘拐先で何かあったのだろうと推測されたが、その遺産に関する資料が一切ないことと、当時昏倒していたため何があったのか土筆自身が一切覚えていないこともあり、詳細は謎のまま。
まぁ大事なのは、オーヴァードになってしまったという事と、そのお陰でヒーローを目指せるようになったという事だけである。

農業施設が壊滅したりして経営難の中であったが第一次RW時に地方ヴィランに立ち向かう地方ヒーローへの協力のために蔵の備蓄や広大な農地を拠点や仮設野戦病院の建設地として無償で提供。
その協力の甲斐もあり九州地区のヴィラン支配区域解放に大いに貢献した。
しかしRW後の復興時に経営が大こけし、再び経営難に陥る。しんどい。

農地を手放して他に移り住めば少しはマシな生活が暮らせるだろうが、父が大変な頑固者であり「先祖代々受け継いできたこの土地を手放すくらいなら一族諸共死んだ方がいい！」と、結構マジで笑えないくらいの意地を張るので一家全員で呆れつつも仕方がないので他所に働きにでたり必死に土地を耕したり家畜の世話をしたりと頑張っているが家系は一向に潤わず火の車なのが現状。ぶっちゃけ一般人からするとビビる位貧乏。飴玉入れたジュース(味付き水)や防寒具の代替としてビニール袋を着るのは当たり前。オー〇リーの春〇ばりの限界節約生活を送っている。

経験:平凡

憧れの対象である「名もなきヒーロー」に近づきたいという想いから自身もヒーロー(アイドル)を目指した......のはいいのだが、ヒーローデビューしてから5年間、特にこれといった功績も残せず細々と地元宮崎の地でアイドルヒーローをやってきた。
無駄に年季を重ねてしまった分、現場での判断能力やヴィランとの交渉能力に長けている。

自身の年齢がそこそこ行ってしまっていることをかなーーり気にしており、年齢と若作りについて突っ込まれるとめっちゃ後ろ向きな発言を繰り返すようになる。だがしかし、寝たり他の物事に集中すると忘れて本来の前向きな性格に戻る。
切り替えに関しては結構早いタイプ。それくらい図太くないと23歳にもなって自称アイドルなんて言えないしね！

邂逅:慕情

第一次RW復興時に東京で発生した残党ヴィラン被害。
そのテレビ中継で映った「名もなきヒーロー」
当時女子高生ほどの年齢であった彼女が華麗にヴィランを打倒し、その後に歌で市民たちを勇気づけた光景に一目惚れする。

「歌って踊れるヒーロー」すなわちアイドルに永遠の憧れがあり、端的に言うとアイドルオタク。
有名どころのアイドルから地方で人気のマイナーアイドルまで大体のアイドルの事は認知している筋金入りっぷり。

かつて憧れたアイドルに自分も近づくために自身もアイドルを目指す行動派オタクでもある。

ヒーロー養成校を卒業し、きちんとプロヒーロー(アイドル)として活動し始めたのは7年前。
16歳の頃から現役JKヒーロー(アイドル)として活動している。
しかし意外と激戦区である地方ヒーロー界隈で爪痕を残すことがあんまりできず、長年ヒーローを続けているだけの零細ヒーローである。

特殊エフェクト

《カナリアの歌声》

最大レベル：1
技能：-　難易度：自動成功
対象：シーン(選択)　射程：効果参照
侵蝕値：4　制限：効果参照

効果：レネゲイドを鎮静化する特殊な波動を発するエフェクト。どれだけ絶望的な状況でも、心を繋いだカナリア達の歌声が聞こえる限り、ともに戦うもの、勝利と日常への思いは強く、激しく燃え上がる。

本シナリオにおいては、PC2,PC3,PC4のみ取得し使用することができる。
そのシーン中、シーンに登場しているジャーム以外のオーヴァード（自身除く）が行うメジャーアクション時の判定ダイスを+3する（重複不可）。
また、使用者が侵蝕率100%以上のとき、さらに効果を受けたキャラクターに対して取得されたロイス（タイタスは不可）の数だけメジャーアクションの判定値を+2する。
これらの効果は使用者が戦闘不能時には適用されなくなる（昇華、エフェクトなどの即時蘇生時は例外的に除く）。

セッション履歴