容姿・経歴・その他メモ

UGN南部平ポータルベイサイド支部長。数学者としても著名。
支部長としての仕事にほぼ興味はなく、叶うならば永遠に数字と向き合っていたい。
それでも支部長役を引き受けたのは、恩人からの依頼だから。嫌々だが仕事はそれなりにこなす。
自身の思考を際限なく書き留める癖があり、メモ帳どころか、部屋の壁、床、人の背中など、何にでも書き始める。

オーヴァードとして覚醒し、複数の思考を同時かつ別方向に走らせる「複条無軌道思考」を得た。
1つの対象を複数の観点から観察し高速で思考することができ、その思惟はどんどんと枝分かれし、“霧”の如く無限に広がっていく。
常識を越えた高速思考を可能とする一方で、細分化されすぎたことにより、根幹となる自我が霧散し消失する危険を持つ。
実際、覚醒後は対応することができず、数年間精神病院へと入院していた。
現在は、思考の数を概ね3つほどに絞り、それぞれを仮定人格として独立させ、常にメモを取り続けることで、肉体の主導権を維持し自我の霧散を防いでいる。
複数の仮定人格の意見を入れ替わり立ち替わり口にするため、やや支離滅裂な言動になることがある。

戦闘では、“因子”を霧状に展開。自身の思考を外部に押し広げ得ることによって領域を確定し、支配する。
霧の中の状況を正確に把握できる上、高度な演算能力により、起こりうる未来を予測し、的確な戦術を組み立てることが可能。
そうして、戦略的な有利を作り出し、凝固させ矢のように変化させた雨粒で敵を一掃する。
欠点としては、常に湿気を帯びているため、髪が頻繁にはねる。

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