容姿・経歴・その他メモ

関東の高校に通う男子高校生。
中学2年のとき両親を事故で亡くしており、現在は6歳下の妹共に二人暮らし。基本はバイトで家賃やら学費やらを払っている。
運動は得意だが頭で考えることは苦手。喧嘩はそこそこ強い。メガネは伊達メガネ。力加減ができないため視力をハンデとして喧嘩を楽しんでいる節がある。
基本的に直感で動く。〘紫電の獣〙という名前もなんかかっこいい！！という感覚で気に入っている。

事故で両親を亡くした。『家にいた』自分と妹は無事だった。

…本当は家になんか居なかった。家族4人で一緒にいたのだ。
兄妹2人も事故にあったが無事だったのは、自分も大怪我をしていたがまだ息のある妹を助けるためにたまたま目の前にいた研究者に助けを求めたから。
『妹を助けるためならなんだってする……だから、頼むから…助けてくれ…』

事故の影響なのか、オーヴァードになったからなのか、彼は一時的にその事故でこの身体になった事を覚えていない。
妹はその事を知っている。自分のために化け物じみた存在になってしまった事を悔いている。
だが今兄が生きていて変わらず自分のそばにいることが心の拠り所になっている。
事故のことなどを彼が思い出したら自分から離れていくかもしれないと考えることがある。（おそらく思い出した所で離れないのだが）

好きか嫌いかでいえば好きな方にははいる。ただ闇雲にやる訳ではなく、『自分にとって大切な何かを傷つけられた』時のみ本気で潰しにかかる。
喧嘩が強くなった理由は容姿のことで妹を虐めていた周囲から守るため。強くなればきっとおかしなことをしてくる奴はいなくなると思ったからだ。
麻衣は周りと違い手放して優しくしてくれた子だからこそ、大切にしたいと思っている。
『まいちゃんもゆいもおれがまもってやるからな！』
なんて小さな約束事をして。

とある事件がきっかけでオーヴァードの力が再覚醒した。一緒にいた幼なじみは共に巻き込まれ覚醒、彼は彼女を取り戻すために仲間と共に後を追う。
『今度は絶対離さない』
強く抱きしめ発した約束。
彼と彼女を繋ぐその小さな約束は『鷹の目』と『無気力な明暗』、そして『紡ぎ手』が運んだ彼らの胸にある暖かい宝石が見守ってくれる事だろう。

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