容姿・経歴・その他メモ

二つ目の衝動：解放

蘭丸はオリュンポス機関のナノオーヴァード研究部門によってデザインされた存在、いわばその部門が親であり主であり、一生部門のために力を尽くすつもりでありました。しかし、部門は凍結され、蘭丸に残ったのはこの体と愛用する木刀のみ...。蘭丸はオリュンポス機関のチルドレンとして活動を続けることになったのですが、いまいちうまくいかないでありましたね。
そこで蘭丸は気づいたのであります。蘭丸には主様がいないとやっていけないな...と。

蘭丸は主様のために戦います。黒く染まった蘭丸の愛刀で。ああ、主様。蘭丸の意志はこの木刀のように染まること無きものであります。ですので、いつか蘭丸の前に現れてくださいませ...。

キャラクター設定

どこにでもいる主様の従者になりたい系高校生。性別は"蘭丸"。本当の性別は彼女以外知らない。その正体はオリュンポス機関に所属しているチルドレン。と言っても末端も末端であり今のオリュンポス機関には特に未練も思い入れもないほぼフリーのオーヴァード。変な組織に絡まれたときに名前を出すために席を置いている。高校では、剣道部のマネージャーをしている。マネージャーをしている理由は合法的に愛刀を持ち込むためと選手としてでは幼いころからの訓練の成果が学生相手に出るかもしれないことを恐れたため。それと、ただ単に仕えるのが好きだからということもある。己の主はまだ見つからないがいつでも募集中（ただし、蘭丸の心に合うのなら）である。

ロイス：主様

遺産を持った瞬間から蘭丸の心の中に誰かに仕えたいという欲求が生まれた。しかし、蘭丸にはそのような存在はいなかった。そのため蘭丸は己の欲求を解消させるために"主様"という空想の存在を生み出した。今、彼女が口にする主様は空想の産物であり、いつでも本当の主を探し求めている。

無銘の木刀（侍る者の信念）

蘭丸の初任務時に彼女の武装として渡された木刀。神木の丸太から削り出された唯一無二の一振りは蘭丸のレネゲイドウィルスと適合し、彼女の成長と共に木刀も成長するという特性を持った。
蘭丸の第二世代への覚醒によって生まれた己の主を持つという欲求は、木刀へさらなる成長をもたらした。刀身は蘭丸の心を映すかのような黒色へと姿を変え、蘭丸の献身を表わすように彼女のレネゲイドウィルスと血液によって力を増す性質を得た。
また、本来混ざり合わない力を木刀を通すことで一つの力として扱うことが出来るようになった。ただの木刀だったものが持つ力としては異様なものであるが、木刀の原材料である神木が成長の際に地球のエネルギーを少し拝借したためである。
蘭丸が自身を主へと釣り合う存在にするために行った進化は、彼女の愛刀を遺産かそれに準ずるレベルの武装へと引き上げた。

なお、蘭丸は自身の愛刀がいつの間にか遺産レベルの武装になっているということは知る由もない。なんか黒くなったなーくらいである。木刀に秘められた力は本能で使いこなしているようだが...。

生まれ・経歴

セッション履歴