感覚としては「頭の中に検索ソフト飼ってる感じ」。
　必要に応じて当時の記憶ごと引き出せる便利な外部ストレージ。平時においても有事においても彼の記憶及び経験を柔軟に活用する。
　生きたままRC偏重のオーヴァードを喰らった影響か、かつてと比較してレネゲイドの適性がRCに強く偏っただけでなく、翠簾野珊瑚自身の人格がシャラの頭の中で疑似的に再現されている。
　特に「彼」の記憶に強くアクセスした際には思念がシャラ自身の制御を離れて口を勝手に動かす場合があるほか、脳のみが覚醒するレム睡眠時には「彼」の人格が活発に活動し、シャラの夢の中で彼自身に直接干渉することも。

　双子の兄ともども生まれつき宿していたオーヴァードとしての力を両親に煙たがられ、のちに能力の「便利」さを見いだされ、幼いながら犯罪の手足として使われていたものの、親のFHセルへの関与を機にFHへ売り飛ばされる。
　その後はレネゲイド強化実験の被験者となりながらエージェントとして活動していた。
　しかし、FHによるクーデターと時をほとんど同じくして、研究の影響で前触れのないウロボロスへの覚醒を果たす。
　彼は覚醒に伴う暴走のまま、兄のレネゲイドをその肉体ごと喰らい尽くした。　

　その後、失意のままアダムカドモン日本管理局に転属。
　ウロボロス覚醒者を収容するブロックにおいて、同じ実験体と戦い、相手が死ねばそれを喰らうことを繰り返す日々を過ごしていた。

　転機となったのは、クーデターに伴う動乱の際にウロボロスとして覚醒し、捕縛ののち施設に放り込まれたUGNエージェント、“マイヒ・メル”翠簾野珊瑚の存在。
　施設の実験体たちは次々と限界を迎えてジャームとなり、「訓練相手」として使い潰されていく中、そのエージェントは先天的疾患によってろくに動かない身体でも生き残り続けた。
　兄を食った身体を少しでも永らえさせるために生き残り続けてきたシャラと珊瑚は、戦闘訓練中に交わされるわずかな会話で友人と呼べるような関係を築いたが、先に限界を迎えたのはエージェントのほうだった。
　死にゆく体で「わたしを喰らえ」と言い遺した彼に応え、かわりに彼の家族の安全を約して、シャラは生きたままの彼をレネゲイドごと喰らう。
　これによって得た知識と増幅された力によって、施設を半壊させFHを脱走するに至った。
　以降放浪生活をしていたところを三室戸もみじと久坂勇に拾われ、なし崩し的にブラストハンドに所属している。

・エンドラインのUGN壊滅時期がそこそこ前なら研究所に入れられてるよな～ということから生まれたアナザーアガさん
・エンドライン与太話でみんなとアンジャッシュしたい

・双子のお兄ちゃんとふたりで寄り添って生きてきたけど、ウロボロス覚醒した時に勢いよく暴走してお兄ちゃんを食っちゃった（基本ステージでジャームになったのはほぼこれが原因）
・ウロボロス覚醒後に珊瑚ともどもFHのほうの研究所に放り込まれてアダムカドモン日本管理局の蟲毒に投入→身体能力的に耐えきれなかった珊瑚の代わりに生きのびた。珊瑚は残留思念だけが残っており、中途半端に溶け合っている（持ってるAIDAはこれ）

・UGNに直参加のイメージもないので、勇のブラストハンドにいてUGNに間接参加
　→好感度教えてくれる親友の立場を押し付けられてる
・リーダーがリーダーの組織なのでエンドラインの出身のわりに明るめ。わりとむりやり輪に入れてくれる人たちに巻き込まれた結果すこやかになってる
・夢の中で毎夜さんごにクソしごかれてる

・コードネームである「アガースラ」は自らの血にまみれながら半蛇の姿で戦う様子から名付けられたもの。
・現在の名前は「沙羅双樹」を兄と分け合ったもの。お兄ちゃんがソウジュくん、アガさんがシャラくん

PC4-β：Turning point of fate／Drifter
　　　シナリオロイス：“プランナー”都築京香　or　？？？　推奨感情：○P有為／N脅威
　　　カヴァー／ワークス：任意／任意
　　　条件：『基本ステージ』の人物ではない

　　　先ず始めに断っておくと、あなたはこの世界の人間ではない。

　　　あなたはあなたの生きていた時代、世界から、
　　　ある人物の言葉に応じて『扉』を潜り、この世界にやって来た。
　　　理由は定かではないが、その人物……？　の言葉は概ね要約すると次のようなものである。

　　「あなた方の生きている現在、そして過去と未来が、ふたりの欲望で壊れようとしております」

　　　あなたがその人物について分かることは、強大なレネゲイドの塊であるということだけ。
　　　そしてあなたが扉を潜った先で、あなたは『ゼノス』の盟主、“プランナー”都築京香と接触する。



　※「？？？」はオープニングフェイズ以外では一切登場しない。