容姿・経歴・その他メモ

傀儡子とは…
木偶（木の人形）またはそれを操る部族のことで、流浪の民や旅芸人のうち狩猟と傀儡（人形）を使った芸能を生業とした集団、後代になると旅回りの芸人の一座を指した語。傀儡師とも書く。また女性の場合は傀儡女（くぐつ め）ともいう。西宮発祥のものは正月に家々を廻ったことから冬の季語。

茉凜は何処にでもいるごく普通女子高生である。
しかし彼女の家系は江戸時代から続く傀儡子の家系であった。
特に彼女の祖父「尾根斗　麻倫（おねと　あさみち）」は人間国宝に指定される程の傀儡子で、日本のみならず世界でも名の知れた人物であった。
元々人形が好きであった彼女も祖父の人形捌きを幼い頃からずっと見てきており、尊敬していた。
両親が傀儡子に興味がなかったこともあり、孫である茉凜が麻倫の傀儡子の技術を教わっていた。
彼女は今は亡き祖父のような傀儡子になることを夢見て、今も一人練習を続けている。
学校では「人形劇部」を設立して部長として活動しているが、部員が全然入ってこないのが悩み。

茉凜の家系の傀儡子の流派は麻倫が発展させた「弦文楽」というもので、西洋のマリオネット（糸による操り人形）に近い。
ワイヤーで人形の四肢を操り、まるで生きているかのように動かす。

彼女はとある出来事の際に祖父から受け継いだ遺産（蛇王の外套）の影響で死から覚醒しオーヴァードとなった。
実は彼女の祖父、麻倫はオーヴァードで、裏の顔はUGNエージェントだったのだ。
覚醒後の彼女はオルクスの能力によって因子を埋め込んだ操り人形を用いて戦う。
因子の影響でより正確に、より攻撃的になった人形の動きは凄まじく早く、敵はいつの間にか背後を取られ為す術もなく散っていく。
更にオルクスの能力を発展させることで、一度に複数の人形を操って行動させることも可能となった。

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